永遠の旅人 天地の理 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.53
  • (5)
  • (10)
  • (13)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 128
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065203798

作品紹介・あらすじ

天下四国は天が王を定める東西南北の四つの国。元王様は落ちこぼれの天令と黒翼仙を救えるのか。敗者復活ファンタジー、完結!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 裏雲が白翼仙になったのは、まぁいいけどアレよね、という感じ。
    ただ、那兪が巡っていくのは本当に綺麗でよかった。

  • 天から堕ちた天令と天に焼かれそうな黒翼仙。元王様の、二人を救うための大勝負は……?

  • 天下四国を巡り、堕ちた天令・那兪と黒翼仙・裏雲のその後は想像のままにという終わりなのだと思っていたら、外伝が出たことにより、完結編が続いていたことを知った。

    スッキリしたような、もう少し捻りが欲しかったような気もするが、まずはめでたしめでたしということだろうか。

  • 前巻の駕国の話で四国を全て回り、『色々解決してめでたしめでたし』だったのですが何だか色々中途半端な感じがしておりましたが今度こそ本当に完結でした。

    天令の在り方から外れてしまうとどうなってしまうのか、黒翼仙の結末はどうなってしまうのかと気になっていた二つのこと、そもそも『天』とは何なのかと言う物語の根本的な設定が無理なく作中で説明されておりすっきりと読めました。
    それにしても主人公の人たらし力のすごいこと。最後の最後まで愛されておりました。

  • シリーズ完結。内容は面白いんですが、もう少し濃く書かれていたらもっと面白かったんじゃないかなあと思います。あと一つ、どうしても最初から違和感が拭えなかったのが、飛牙と裏雲の関係。BL好きな私が言うのもなんですが、飛牙を相手にBLとNLが混雑していて、座りが悪かったというか。甜湘と結婚していないならまだしも、結婚したからにはちゃんと甜湘を選んでほしかったです。

  • 徐に戻った飛牙。桃源祭に乗じて再度国の転覆を企む庚の残党。戻った国で何がどれだけできるのか。
    するべき事としたい事、とりあえず目の前の事。
    天が見守っていてくれるのは、ある意味幸せかもしれない。

    めぐり巡って残った天令は、永遠をすごす。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

秋田県生まれ。『裏閻魔』で第1回ゴールデン・エレファント賞を受賞し、デビュー。他の著作に『陰陽師と無慈悲なあやかし』『なぞとき紙芝居』「夜見師」シリーズなど。秋田県在住。

「2022年 『異邦の使者 南天の神々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村ふみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×