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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065205846
作品紹介・あらすじ
九州を制覇する勢いを見せた、西国の大大名・大友氏。なかでも有名なのが「二階崩れの変」だ。主君と継嗣の間で起きた家督を確定するための諍いは、熾烈なお家騒動へと発展。家臣たちを巻き込んだ複雑な人間関係のなかで、名家を土台から揺るがした。そんな混迷の渦中にあってなお、命を賭して最後まで義を貫いた忠臣の姿があった……。日経小説大賞受賞の本格歴史小説がついに文庫化!
感想・レビュー・書評
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豊後国大友家の二階崩れの変を通して、吉弘鑑理、鑑広の兄弟を中心に義と愛に生きた二人の生き方を絡めながら描いている。
最後に涙の采配が、辛苦を舐めながら生きてきた兄弟が浮かばれるシーンは涙と感動を誘う。
久しぶりに良い小説と出会った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
義を貫いた兄と、愛に生きた弟。乱世に翻弄された武将らの姿を描いた、本格歴史小説。
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