江戸絵皿絵解き事典 絵手本でわかる皿絵の世界

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065213599

作品紹介・あらすじ

江戸時代の庶民の手に渡るようになった絵皿は、大量生産され、そこに描かれた絵の手本は、狩野派の絵師の影響が大きい。絵手本は江戸時代から明治時代に描かれた絵本の一種で、絵の描き方を習うために、手本の絵が描かれた本。浮世絵諸派にも大きく影響を与えたものだが、皿をはじめとする工芸品にも多大な影響を与え、現代にも通じている。
本書は、陶器と版本を対比して、その由来、故事、季節などを説明、解説。
中国、日本の故事、おとぎ話、十二節季、動物や植物など。

感想・レビュー・書評

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  • 蚤の市などで古い食器はよく見かけるが、図案にこんな意図があったとは。
    手本となった絵と見比べても楽しい。

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著者プロフィール

1948年、京都市生れ。自然流生活研究家、ラジオパーソナリティー。高校時代は新聞局に属し、18才で北海道に渡り、割烹に学ぶ。1969年、札幌にてフォークの店「パフ」を設立。25才の時、札幌STVラジオで番組を担当する。その後、72才の現在まで47年間継続し、現在の番組名は「桃栗サンデー」。又、全国ネット番組の「大自然まるかじりライフ」も、35年間に渡り放送を続けている長寿番組である。

32才で岩見沢近郊の山を開墾し、畑や庭を作り、本格的に衣食住の研究生活に入る。この間に江戸絵皿千枚、江戸絵手本等500冊ほどを収集し、照合研究をする。また京都西陣の町家を、15年かけ修復し、重要景観建造物に指定される。

主な著書にベストセラーの「米ぬか健康法」(小学館)、「自然塩健康法」(小学館)。LPレコードに「雪割の下」(東芝EMI)、「十勝野」(CBSソニー)。研究開発商品の、米ぬか食品「ぬか玄」、「草取りしらずの敷きつめ堆肥」などは、全国的にロングセラーとして、信頼を得ている。



「2020年 『江戸絵皿絵解き事典 絵手本でわかる皿絵の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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