作品紹介・あらすじ
漫画界の最前線を走る、気鋭の作家陣が集結した、大型アンソロジー企画『傀儡戦記』。九つの異国を舞台に、王の器を巡る、運命の物語が、いま始まる。
感想・レビュー・書評
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「神器」に選ばれた2人の「王の器」のうち、1人は王になり、もう1人は「その一生を王に捧げる」……という導入からして、たいていの人は何が起こるか想像がつくだろうし、おそらくその通りのことが起きている。
しかしそのクライマックスまでの過程にはやはりそれぞれの物語があり、前編のみ掲載の「ゴーム」以外は、どれも愛を感じる結末で、それだけにとてもエモーショナル……
時間がかかってもいいから、九つの国それぞれの物語を読みたい!
著者プロフィール
1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。
「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」
高殿円の作品
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