- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065219737
作品紹介・あらすじ
親友だと思っていたのは、あたしだけ?
あたしはハナビ。みんなでごはんを食べる場所「夜カフェ」を開いてるんだ。
中3の新学期、期待もむなしく、またしても親友のティナちゃんと別々のクラスに。
でも、ティナちゃんは、学年でも目立つメンバーに囲まれて、「ぼっち」脱出。
一方、あたしは「ぼっち」のまま。
二人で一緒にいたいだけなのに、ティナちゃんがどんどん遠くなっていく気がして……。
<小学校上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>
感想・レビュー・書評
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ちょっと泣ける
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家を飛び出し叔母の愛子さんのところで暮らす花美(ハナビ)
みんなで集まってごはんを食べる「夜カフェ」を仲良しの星空(ティナ)たちと始め、「夜カフェ 中学生ナイト」も軌道に乗っている
3年生になり、学校では“ぼっち”のハナビとティナは同じクラスになれなかったが、ティナが目立つ女子たちと仲良くなるのを見てハナビは複雑な気持ちになる
なにを言っても、ぜんぜんちがうふうに取られる。
言いたいことがまったく伝わらない。どうしてわかってくれないの?
言えば言うだけ、話がこじれていく。
目の前にいるティナちゃんが、どんどん遠くなる。
悲しいよ、ティナちゃん……。
離れてしまった二人の心
寂しさを振り切るように「夜カフェ」で張り切るハナビだったが……
《この八巻は友だち関係がテーマです。……今なやんでいる人も、必ず乗りこえられる時がくるって信じてね!》──「あとがき」より
青い鳥文庫『いちご』『青い天使』『パセリ伝説』などで高学年から中学生の女の子に絶大な人気を誇る倉橋燿子の新シリーズ第8弾、2021年1月刊