おはなしSDGs 海の豊かさを守ろう ぼくらの青 (おはなしSDGs 14)

  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065222324

作品紹介・あらすじ

【物語の概要】
剛志の兄・正孝は、息を止めて海に潜る深さを競うフリーダイビングの選手。まだ20歳になったばかりだが、数々の大会で入賞していて、そんな兄を剛志は尊敬していた。そんなある日、剛志は正孝に誘われて海岸のゴミ拾いをすることになる。ゴミの多さに驚いた剛志は、あらためめて海の抱える問題に気づきはじめる。

【シリーズ「おはなしSDGs」の特色】
・各児童文学賞受賞作家やベストセラー作家など、現代を代表する一流童話作家の書き下ろし作品です。「物語の楽しさ」を第一に書かれた作品は、どの一冊をとっても、すぐれた児童小説として楽しむことができます。
・実力のあるイラストレーターによる挿絵が多数掲載され、確実に物語を読み通す手助けとなります。
・各巻とも、SDGsが掲げる17のゴールのうちの一つがテーマとなっており、いま世界が協力してその目標に向かわなくてはならない理由が自然と理解できるストーリーが展開されます。
・本文中に、物語とリンクさせるかたちで、関連する図表、グラフ、年表などが入ります。さらに、各巻の巻末で、テーマとしたSDGsのゴールについてくわしく解説しますので、テーマ学習の教材としても使用できます。
・SDGs全体について解説する「総論編」も刊行します。さまざまなゴールをテーマにした物語と、「総論編」を併読することで、SDGsについての理解がさらに深まるように設計されています。
・A5判、80ページ(一部カラー)。朝読書にもぴったりのボリュームです。

【シリーズ「おはなしSDGs」のラインナップ】
総論SDGsとは何か(那須田淳)/貧困をなくそう(安田夏菜)/ジェンダー平等を実現しよう(戸森しるこ)/安全な水とトイレを世界中に(石崎洋司)/エネルギーをみんなにそしてクリーンに(森川成美)/つくる責任つかう責任(小林深雪)/気候変動に具体的な対策を(楠木誠一郎)/海の豊かさを守ろう(佐藤まどか)/陸の豊かさも守ろう(吉野万理子)/平和と公正をすべての人に(小手鞠るい)

感想・レビュー・書評

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  • 海洋汚染について、子どもにもわかりやすく書いてあります。
    マイクロプラスチックが、日常生活のさまざまなものに使われていることもわかります。

    髪の毛1キログラムで、8リットルの油をすることができるということに驚きました。

    地球に優しく生活に少しずつでも変えていかなければならないと感じました。

    本文から
    p29
    「海はオレたちのものじゃない。地球から借りてるんだよ。だから、たいせつに扱わないと。海の神様が怒る」

  • おはなしSDGsと題する各テーマにまつわる物語。今回は14番目「海の豊かさを守ろう」にちなんだ、小学校5年生の少年が主人公だ。ダイバーである兄との関係性を語るのかと思いきや、最後の方は環境保護を前面に、クラスメートとの融和で終わる。環境保護と仲間づくり、というエンドが心地よい。環境問題を語るお兄さんは20歳とのことだが、もっと年上に感じた。物語の中に数値も示され、かなり教訓的な内容である。私も日々心しなければ、と思った。

  • SDGsゴール14のお話。わかりやすくていい。マイクロチッププラスチックの話。私たちも知らずに口にしてるかも?怖いな。

  • 読み聞かせ用。えっ、全然知らなかった、と小学生が衝撃を受けていた。分かりやすく知識を与えてくれ、そこから考えることができる、とてもよい本だと思う。

  • 14海の豊かさを守ろう

    兄 フリーダイビングの選手 石井正孝 マサ
    アプネア=フリーダイビング

    大会、コンスタントウェイト
    ウィズアウトフィン

    僕小5 剛志たけし タケ

    ブラックアウト

    海岸の掃除

    海亀の死

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著者プロフィール

『水色の足ひれ』(第22回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞・BL出版)で作家デビュー。主な著書に『スーパーキッズ 最低で最高のボクたち』(第28回うつのみやこども賞受賞)『ぼくのネコがロボットになった』『リジェクション 心臓と死体と時速200km』『雨の日が好きな人』(以上、講談社)、『セイギのミカタ』(フレーベル館)、『つくられた心』(ポプラ社)、『一〇五度』(第64回青少年読書感想文全国コンクール中学校部門課題図書)、『アドリブ』(第60回日本児童文学者協会賞受賞)、『世界とキレル』(以上、あすなろ書房)など。
イタリア在住。日本児童文学者協会会員。季節風同人。

「2023年 『おはなしサイエンス AI(人工知能) ロボットは泣くのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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