- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065222638
作品紹介・あらすじ
「さようなら、晃介さん」
そう言い残して、
娘の友達・如月古都は姿を消した。
追いかけることで、救える人がいる。
追いかけることで、傷つける人がいる。
苦しんで、苦しんで、苦しみぬいた晃介の決断は……。
0か100かで語れないものがある。
白か黒かで語れないものがある。
本当は、僕の心も、君の心も、
グラデーションの中で揺れ動いているから。
社会の中で自己を抑圧する現代人へ贈る、
“ミドルエイジ・ミーツ・ガール”ストーリーが、
ついに幕を閉じる――。
感想・レビュー・書評
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最後まで気持ち悪かった。
ロリコンを肯定する名誉男性の女性作家が書いたんだなという感じだった。
マンガだからどうでもいいけど古都に日本の男のロリコン魂を押し付けた作品。こういう作品があるからいつまでも女子高生や女子中生がいい大人に性的な目で見られて被害に遭うんだろうな。物語が存在すると許された気持ちになるだろうから。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正しい、普通で、ルール通りの生活を送る人たちにとっては、その平穏を乱す悪書でしょう。ルールを外れた、あるいは本当は外れたいと願ったことがある人たちにとっては、救いとなる作品だと思う。成人男性による未成年との性的な関係だけが主題じゃないのはまともな読解力があればわかるはず。そのセンセーショナルな世界設定と露出で、本来読まないような読者層を取り込んだことによりビジネス的に成功した作品だと思いますが、そうして生まれた批判者によるバッシングを引き受けたまま、最後まで書き切ったことに拍手を送りたい。お疲れ様でした。僕はとても好きな作品です。
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7巻完結だった、素直な感想は「むずい内容だな」。人は追い込まれて余裕がないと判断を間違う、でも当人は追い込まれてることも判断を間違ってることもわかっていない。そして、追い込んでいるのが自分自身だということにも気がつかない。そんなキャラクターたちが引き離れた感覚…作中で言う「普通じゃない」に成ることで自分の感情を取り戻すお話である。
本屋で表紙を見かけていた印象は、ちょっとえっちなお話だろうなぁと想定していたが、読んでみるとそうでもなかった、というか、キスをする、それだけで緊張する高校生と、子持ちのおじさんでは、えっちの感覚がかけ離れてるだろう。
自分はおじさんの立場に近いので、なにもドキドキしなかったが「守る立場の大人なのに間違っている葛藤とそれを押し退けても超えてしまう想い」はよくわかった。
立場も違うし“今後”の中身も違う、これが新卒の女子相手であればあり得る話…?娘の友達でなければ…?弱ってると惹かれてしまう本能の何がいけないのか…?…結構考えさせられるのだ。
でも、私の思想として未成年は護る対象だから内容は絶対にNGだが、自分を保つために必要な過ちが自分にもあったことを思い出させてくれる、漫画は終わっても物語はまだ続いているのだろうなと思えたし、まだ話の途中で感想を言える段階じゃ無い、それがむずかしくて白黒つけられない、でも世の中もそうでしょ、魅力的な物語だった。
ただ、良い恋とは思えないので、少女にとっては人生の1歩を踏み出すために必要だった数ヶ月の忘れゆく恋で、おじさんにとっては視野を広げるために必要なお節介だった、であればいいのにな、と希望を思ってしまう。
それと野暮だが、現実世界では大人が女子高生に好かれている気になるのは男性側の妄想なので、事件にならなくて良かったね…と思ってしまった。 -
最終巻だと知らなかった。ネットカフェのシーンは謎。必要なかったような。
結局如月さんとは会わないようにしたのだろうか。
まだまだ物語が続きそうな雰囲気だ。 -
どんどん深くなっていく。
感動もする。泣きそうになる。
二人がどんどん成長している。
自分もなんだか、それぞれに投影できて、共感してしまっている。
不思議な漫画だ。いい、この調子。 -
「さようなら、晃介さん」
そう言い残して、
娘の友達・如月古都は姿を消した。
追いかけることで、救える人がいる。
追いかけることで、傷つける人がいる。
苦しんで、苦しんで、苦しみぬいた晃介の決断は……。
0か100かで語れないものがある。
白か黒かで語れないものがある。
本当は、僕の心も、君の心も、
グラデーションの中で揺れ動いているから。
社会の中で自己を抑圧する現代人へ贈る、
“ミドルエイジ・ミーツ・ガール”ストーリーが、
ついに幕を閉じる――。