作品紹介・あらすじ
なまずはいつもひとりぼっち。ところが、体がそっくりの、ちいさくてかわいい弟や妹たちがなついてくれたのですが、やがて別れが……。ちいさな子たちは、いったいだれだったのでしょう!?
おどろきいっぱいで、こころがあたたかくなるお話。
感想・レビュー・書評
絞り込み
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面白い内容。
鯰とカエルの兄弟人情話みたいな感じ?一人ぼっちの鯰がおたまじゃくしを守って育てて、巣立ちしていく。
残された鯰は淋しくて・・・でも、色々あって兄弟の絆が確認出来て、といった内容。
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仲間はずれだったナマズに、姿がよく似た弟たちが出来ました。
「にいさん!」と慕ってくれる弟たちに、毎日がしあわせほっこほこ。
でも、ヒゲが生えるかな~と思っていた弟たちに足が生え、手が生え、沼を出ていってしまいました。
〇弟たちの恩返し!たぶん鳴き声から、ウシガエルかな?
弟だけでなく、妹もいたかな?
また、次のシーズンにぎやかになりそう。
著者プロフィール
穂高順也
1989年愛知県生まれ。小沢正氏、立原えりか氏に師事後、絵本・童話作家に。
『さるのせんせいとへびのかんごふさん』(ビリケン出版)、『ちゅうしゃなんかこわくない』『どどのろう』『あかいのあつまれ』(岩崎書店)、『どろぼうだっそうだいさくせん!』(偕成社)、『とうさんとうさんいかがなものか?』(あかね書房)、『なきんぼあかちゃん』(大日本図書)、『よるのさかなやさん』(文溪堂)など著書多数。
日本児童文芸家協会理事。
「2022年 『よるのやおやさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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