インド洋 日本の気候を支配する謎の大海 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065246962

作品紹介・あらすじ

世界第3位の巨海から「日本」がわかる!この海特有の海洋現象や海底地形、独自の生物たちの秘密を解き明かす海洋科学ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • [鹿大図書館・冊子体所蔵はコチラ]
    https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC09216947

  • この著者の「太平洋」と「日本海」を読んだので引き続いて。面白さは太平洋>インド洋>日本海ですかね。今まで研究のされてなかったフロンティアに挑んでいくワクワク感がすごく伝わります。ただまだ研究途上のようで、あと20年ほど経つと内容が色々変わりそうな気もしました。

  • 日本人にとって大西洋もあまり馴染み深くはないが、それ以上にインド洋は馴染みが薄いような気がする。しかし、インド洋のダイポール現象が日本の気象に影響を及ぼすことが知られてきていたり、インド洋の東側のインドネシアの地震や津波が日本のそれと対比されたりして、必ずしも無縁なものではないように思える。そんなところに本書が登場した。
    本書は、海底の熱水鉱床などを専門とする著者が、インド洋という切り口で、自身の専門分野だけでなく、気象や生物についてもインド洋特有な事象を紹介している。

  • 地球レベルの気象メカニズム。
    海流・大気の三次元的な流動により引き起こされる異常気象。

  • 452-G
    閲覧新書

  • インド洋の歴史やインド洋が日本に与える影響、世界に与える影響などが分かりやすく書かれていた。

    1つのことを追求するために尋常じゃないくらいの努力をしている人々がいること、ロマンのために、全力を注げる人が世の中にはたくさんいると感じ、自分も狭い範囲でもいいから何かに夢中になれればいいなと感じた。

  • 請求記号 452.24/G 18/2180

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著者プロフィール

蒲生俊敬(がもう・としたか)
東京大学名誉教授。
1952年、長野県上田市生まれ。東京大学理学部化学科を卒業、同大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。専門は化学海洋学。北海道大学教授、東京大学大気海洋研究所教授などを歴任。海洋のフィールド研究に情熱を傾け、これまでの乗船日数は1740日に及ぶ。深海潜水船でも15回潜航。海洋の深層循環や海底温泉に関する研究により、日本海洋学会賞・地球化学研究協会学術賞(三宅賞)・海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)などを受賞。著書に、『日本海 その深層で起こっていること』『太平洋 その深層で起こっていること』『なぞとき深海1万メートル』『海洋地球化学』(いずれも講談社)、『海洋の科学』(日本放送出版協会)、『日本海のはなし』(福音館書店)など。『日本海 その深層で起こっていること』は、出版文化産業振興財団(JPIC)による英訳版が海外でも読まれている。

「2021年 『インド洋 日本の気候を支配する謎の大海』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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