フラジャイル(21) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 306
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065248188

作品紹介・あらすじ

進行していく移植処置。副作用に苦しむ天羽を支えきれず、自らの無力を思い知らされる朝加。事実に心が折れそうになる英雄志願者だが、ふたりの先達から支援の手が差し伸べられる…!今、必要なのは、ひとりのヒーローではなく、プロフェッショナルによるチーム。壮望会の誇る精鋭職員達が集結し、総力戦での治療が始まる…!「ヒーロー見参!編」クライマックス!

感想・レビュー・書評

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  • 人間は一人では生きられない、周囲の仲間の助けがあって初めて前に進むことができる。周囲への感謝の気持ちを忘れずにいたいものですね。

  • ひなたちゃん

  • できるのかなぁ
    少し先の
    未来の病気の成長を
    予測すること。
    今を見つめて
    目の前の患者を見つめて
    その一つの、いつもとは違う
    いつもの生活が送れなくなった状況に
    対応するだけではなく、
    生活リズムを整えて
    しっかりと栄養をとって
    予防に努めるのでもなく、
    予測する
    どうこの細胞たちは変わっていくのか?
    どう移っていくのか
    誰にもわからないのかもしれないけど、
    一枚の標本が積み重なって
    少しだけ未来に近づく
    今までどうなったのか
    これからどうなっていくのか
    遠い将来
    体から病は無くなっていくのかもしれない
    そうなるために
    夢のような未来のために

  • 実際にこういう状況で日々頑張っている人にはとても失礼かもだけど、漫画としてとても面白い。
    理解できない医学用語は飛び交うけど臨場感ある。
    朝加が成長して、稲垣や伴、岸が支える。森井が頑張る(笑)。連帯感!
    次巻で患者が快方に向かえば良いのだけど、本作はこれまでかなり現実的な結末が多い。どうなるか…。

  • 悪性リンパ腫の治療が凄まじい。もう耐えられるレベルじゃないです。移植のために必死に耐えるひなたが見てられないくらい。先日「ミステリという勿れ」で闘病云々を読みましたが、こんな状況に立たされたら自分ならもう闘いたくない、、フェイドアウトでいいと思うかも。でも、それは私がいい歳だからだな。ひなたちゃんの闘病が報われて欲しいです。そして口から食べることの大切さを知りました。胸に刻みます。

  • 主役のキャラ、簡単さを二の次にした専門性の追求、それらの尖りぶりが相変わらず心地よい最新刊。

  • 医療の地平。最高の頭脳が全能力を傾けてなお、葛藤と慟哭と重圧と後悔から逃れられない。
    その余りの壮絶さと崇高さに、命預かる覚悟無き身として畏敬しか感じない。
    特にこの1,2年、現実世界における彼らの献身ぶりを目の当たりにして、本作の凄味はいや増す。

  • 看護師「100か0しかない生き方してたら 死に急ぎますよ!」

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞2012年秋のコンテスト『彼女の鉄拳』で審査員特別賞受賞。

「2023年 『フラジャイル(25)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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