波よ聞いてくれ(9) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 359
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065265482

作品紹介・あらすじ

『無限の住人』の沙村広明の筆が猛る最新刊! ラジオDJとしてレギュラー番組を抱える鼓田ミナレは、晩秋に発生した震災後の生放送などを経て、着実に成長を遂げていた。やがて北海道の放送界一大イベント「バレンタイン・ラジオ」が目前に迫ってきたのだが、開催前夜に大事件が巻き起こる。ADの瑞穂が、かつて拉致監禁された宗教団体「波の智慧派」の手によって、またも連れ出されたのだ。ミナレと茅代は救出に向かうことに。

感想・レビュー・書評

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  • 第70話の扉ページのミズホにキュンときて、すぐに開けるようにチラシを挟んでいただけに、
    「アンタは自分が思ってる以上に、世をすねる陰キャが理想に描くような見た目をしてるのよ」
    というミナレの台詞に、あ~見透かされ~。

  • 帯の文句「この展開は電波が過ぎるぜ」が秀逸!
    振れ幅がヒドすぎて(褒めてる)
    振り落とされないよう、必死についていかなくては
    (回収されない伏線があったとしても、最早いい)

    会話のキャッチボールがこんだけできたら
    楽しいだろうなー羨ましいなーと思ってしまう。
    いや、フィクションて分かってるんだけど

    北海道民は自宅に狩猟用エアガン常備が
    普通なんですか・・?

  • 【あらすじ】
    ラジオDJとしてレギュラー番組を抱える鼓田ミナレは、晩秋に発生した震災後の生放送などを経て、着実に成長を遂げていた。やがて北海道の放送界一大イベント「バレンタイン・ラジオ」が目前に迫ってきたのだが、開催前夜に大事件が巻き起こる。ADの瑞穂が、かつて拉致監禁された宗教団体「波の智慧派」の手によって、またも連れ出されたのだ。ミナレと茅代は救出に向かうことに。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 久連木さんの「この世の中を動かしてるのは星の数ほどの下準備だぞ」っていうのは名言

  • 相変わらずサイコー。
    密度がすげえ。台詞量すんごい。

  • この漫画の事だから、今まで出してきてたネタを回収しようとしているように見せておいて、更に発散させていくんじゃ無いかという気がする。
    しかし、新興宗教は引っ張るとは思ってなかったわ。

  • ストーリーが動きつつ、いつもの会話劇も堪能できて満足度高しな9巻。後半の展開は正直またか…な感じですが、茅代さんの活躍が見れそうなので期待

  • より深くミナレをラジオ沼に引き込もうとする試みから、みずほが拉致されるところまで。一番の見ものは、ラジオブースで芽代とミナレが酒を飲みつつ、勝負に負けたほうが延々とネガティブなことを吐露し合うシーン。この二人のダイアローグ、個人的に好きです。真っ向からいがみあってるようで、お互いのことを見ていないわけではなく、攻撃しあっているようで、認める部分は認めているよなところが。

  • 今回は細かなエピソードか次々登場し、ストーリー展開が早い。クスッ、はそんなにないけれど、相変わらずミナレさんのセリフにパワーがあって爽快です。ここまで出てきた方々については次巻以降ふれられるんでしょう、、ととりあえず納得してます。そして、また出てきたのか、、とため息。今度は茅代さんに大期待です。

  • ボヤく貴兄 札幌の雪は人間を思想家にさせるネ 遅きに失した感はあるよ 幌加内町にある親の店を継いだだけですけどね 私が聞きたいのは純粋な呪詛 2月の北海道で変温動物に出来る事は悲しい程に少なかった 主観の問題なら警察はいらないんだ残念ながら 三角山放送局の社長さんは何と和寒のご出身でした

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著者プロフィール

沙村広明(さむら・ひろあき)★漫画家。1970年生。千葉県出身。1993年、アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて四季大賞を受賞した『無限の住人』でデビュー。同作が年末より連載化し、アニメ化もされるなど、長期間にわたり人気を博したが、2012年末に堂々の完結を果たした。2011年より少年シリウス別冊ネメシスにて『ベアゲルター』を、2014年よりアフタヌーンにて『波よ聞いてくれ』を連載開始。他の作品に『おひっこし』『ハルシオン・ランチ』(講談社)、『ブラッドハーレーの馬車』『春風のスネグラチカ』(太田出版)、『幻想ギネコクラシー』(白泉社)などがある。

「2015年 『ネメシス #25』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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