ひゃくえむ。新装版(下) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
4.24
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本棚登録 : 146
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065274316

作品紹介・あらすじ

100mだけ誰よりも速ければ、どんな問題も解決する── ◇『チ。-地球の運動について-』の魚豊、“全力疾走”の連載デビュー作!! 「100m走」に魅せられた人間たちの、狂気と情熱の青春譚!!

自らの才能の劣化を感じ、陸上から遠ざかっていたトガシ。しかし高校で目の当たりにした理不尽を前に、再び走ることを決意する。”元全国1位”の仁神も陸上部に復帰し、迎えた部活動対抗リレー。アメフト部との戦いの行方は──!? そしてトガシは、インターハイで小宮との再会を果たす。しかし小宮はかつての面影を失い、あまりに”速くなりすぎ”ていた──。

感想・レビュー・書評

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  • 22冊目『ひゃくえむ。新装版 下』(魚豊 著、2022年3月、講談社)
    狂気と情熱の100m走物語、ここに完結。
    相変わらず鈍重な印象を受けるストーリーテリングではあるが、一つ一つの言葉が生み出す熱量と重量が凄まじい。
    著者の連載デビュー作なだけあって、若さと気概と覚悟が物語から伝わってきた。
    マガジン新人漫画賞入選作品『佳作』も同時収録。時間に余裕があったためか、こちらの作品の方が線が綺麗。
    16000字を超える、著者のロングインタビューも掲載されている。

    「走るのが、 好きだー。」

  • 100m走=人生という漫画。
    何のために走るのか?は何のために生きるのか?という問いかけにもなるのかな。

    一番になるため。
    周りからほめられるため。
    人に迷惑をかけないため。
    お金、地位や名誉のため。

    結局は自分が走りたいから走る、んだとおもう。
    誰が何と言おうと自分の人生ですよね。

    この漫画を読むとめっちゃ走りたくなります(走るのめちゃくちゃ遅いですけど…)

    個人的にはトガシは教育者として後継をどんどん育ててほしい。
    小宮くんは壊れるまで走ってるとおもう。

  • 生きるか死ぬかの危うい領域で魂を闘わせる先に、闘った者にしか見えない聖域がある。その聖域に踏み入れて心身を破壊されることすらある危険な区域。人類はその聖域に幾度となく挑戦してきた。その景色が彼らに一時万能の神にすら値する恍惚感を与えたとしても、いずれ儚く指の間からこぼれ落ち、又杯は別の者の手に渡る。しがない自分の人生の小さな世界だとしても、自分なりに闘ってみたい。そんなことを思った。

  • 100m走というシンプルな勝負の中にこれだけの物語を作れるのは凄すぎる。実際たった10秒を走るために何千時間、何万時間も準備してる人がいるし、自分もそうだけど、たった数分のために人生を賭ける仕事をしている人は読めば刺さるに決まってる。

  • 自分の生活を充実させるためにも、こういった若さ・熱・天才性・荒削り・主人公性は、定期的に摂取する必要がある!と感じた。

  • 手塚治虫作品のような、何かバトンを得られる作品だと思う。好き嫌いもはっきりするタイプの作品ではあると想像するけれど、気になったらきっとこの漫画が必要なんだと思います。

  • 全力で走りたくなった。

  • 誰が勝ったの?

  • 巻末のインタビュー必見!
    「チ。」を先に読んでいたからか、こんなに若い作家さんだとは思いもよらなかった。
    思考の深度に圧倒された。
    天才、とおもったけど苦悩もされて、丁寧に感情を掬い取って、勢いに乗せて描いていると思う。
    これからも楽しみ。

  • とにかく引き込まれる心理描写が魅力的。
    真剣な話をしている場面でもどこかユーモアがあり、しかし説得力のある内容になっている。
    チ。が好きな人であればきっと気にいる作品だと思うので、是非読んで欲しい。

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