生きベタさん

著者 : 釈徹宗 細川貂々

• 講談社 (2022年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

◎他人の気持ちが分からない
◎人づきあいが苦手
◎完璧にしないと気が済まない
◎過去の失敗がフラッシュバック

「生きるのヘタ会？」を主宰する漫画家の貂々さんと、
如来寺住職で相愛大学学長の釈先生。
生きベタな二人が、これまでの人生で編み出してきた、
心の荷物を降ろす方法を、そっと公開！

序章　　「生きづらさ」感じていませんか？
第１章　筋金入りの「生きベタさん」～貂々さんの場合
第２章　こじらせ上手～釈先生の場合
第３章　日本人の３割は「非定型発達」
第４章　生きベタさんが集まる「生きるのヘタ会？」
第５章　家族との人間関係～ツレさんのこと、ちーと君のこと
第６章　生きづらさを軽くする手立て
第７章　仏教から「生きづらさ」を考える

感想・レビュー・書評

[あひるさんの感想 · 2022年9月10日]

人のための利他行為はなかなか難しいけど、自分が生きるための利他行為と考えるとよいと書いてあったことが心に響いた。　

自己の利益より他者の利益を優先する考え方。
回り回って結局は自分のもとに色んなことが返ってくるのかな。

[yasukoさんの感想 · 2022年7月9日]

大学教授でお坊さんの釈先生と、『ツレウツ』の貂々さんの対談本。

最初の企画では「生き上手の釈先生に生きベタ代表の貂々さんが聞く」という形式だったそうです。

実際には、釈先生にも生きづらさはあり、ある意味対等な感じの対談が読みやすさにつながっています。

ツレさんのインタビューがあったり、お悩みに2人で回答するコーナーがあったりと飽きないつくり。

個人的には、釈先生の仏教と絡めたお話が印象に残りました。
妖怪ウォッチのワークはおすすめです。

[yuminoさんの感想 · 2023年8月6日]

第7章がよかった。

[murahiro9311さんの感想 · 2022年10月21日]

●生きづらさを軽くする方法 ~自分の弱点を開示する
●「人生は思いどおりにならない」というのがデフォルト <目次>
序章 「生きづらさ」感じていませんか?
第1章 筋金入りの「生きベタさん」~貂々さんの場合
第2章 こじらせ上手~釈先生の場合
第3章 日本人の3割は「非定型発達」
第4章 生きベタさんが集まる「生きるのヘタ会?」
第5章 家族との人間関係~ツレさんのこと、ちーと君のこと
第6章 生きづらさを軽くする手立て
第7章 仏教から「生きづらさ」を考える

[yasuさんの感想 · 2022年7月21日]

イラストがあって読みやすい

人生うまくいかないことがあるのがデフォルト
弱みを知る
他の人を観察して活かす

[Tomoki Setoguchiさんの感想 · 2022年5月2日]

人生はデフォルトで思い通りにならない

[hiropaceさんの感想 · 2022年4月22日]

生きづらい。

著者プロフィール

1961年大阪生まれ。僧侶。専門は宗教学。相愛大学学長。論文「不干斎ハビアン論」で涙骨賞優秀賞(第5回)、『落語に花咲く仏教』で河合隼雄学芸賞(第5回)、また仏教伝道文化賞・沼田奨励賞(第51回)を受賞している。著書に『お世話され上手』（ミシマ社）、『不干斎ハビアン』『法然親鸞一遍』『歎異抄　救いのことば』など。

「2023年 『日本宗教のクセ』 で使われていた紹介文から引用しています。」