- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065279663
作品紹介・あらすじ
「女子高生占星術師」じゃなくて、「女子高生作家」になりたい!
神宮司桜子は、受験生になる前に小説に挑戦することにした。
桜子がスタッフとして働く船岡山書店の2階に住む高屋誠は耕書出版の元文芸編集者だという。
さっそく高屋に桜子は協力を要請するが……。
感想・レビュー・書評
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2作目も楽しく読めました。
タイトル通りの星と創作にスポットが当たってます。
今回多く取り上げられた月星座(内面)や土星(試練、課題)が気になります。自身の取り扱い説明書のような感じで、内面に語りかけ地獄状態から浮上した、桜子ちゃんはとても冷静で真っ直ぐな子だなぁと思います。
出版に関しても全く知らない世界なので、お仕事場面を覗き見させてもらっている感じでした。
ホームズさんが名前だけ登場したり、くりす先生も意外な感じで好感がもてました。
高屋と桜子は少しずつ近づいていますが、まだまだこのまま微笑ましい感じでいてほしいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
☆4
シリーズ第2巻
本作も楽しく読ませて頂きました❁⃘*.゚
「創作」がテーマということもあり、1冊の本が出来上がるまで、どれだけ大変なのかを改めて実感しました。
これからもまだまだ続いてほしい作品なので、続編を楽しみにお待ちしております(*´˘`*) -
同じ作家さんで満月珈琲店から、占星術繋がりで、積読2冊目。
占星術を絡めつつ、人の縁が一段とつながってきた感じで面白かった。
この2冊のシリーズを読むと、占星術をしてみたくなる。 -
占星術をふんわりと取り込んだ京都を舞台にした出版業界小説、第二段。みんな悩みながら占いに励まされつつ頑張ってゆく。京都なので、ホームズさんや相笠くりすが登場して、ホームズ読者としてはニヤリとしてしまうおまけ付き。
占いには全く興味ないけれど、許せる範囲内でストーリーに使われています。そうそう、日本3大ダンジョンという所が面白かった!結構普通に検索で出てくるのね~。最近は渋谷がカオスだと思います。横浜はたまに行くと景色が変わっててヤバい(地形で覚えておかないと)。あー、でも普通に東京の地下鉄乗り換え歩いてて迷えるけどなぁ、私。 -
題名の通り“創作”に関する星占いが多いが、大事な事を決めるために占いをするのではなく、ちょっとした心の支えとして星を読んでいるところが良かった。
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女子高生作家を夢見てWEBで小説を公開していた桜子。その小説が編集者の目に留まりデビューが決まるが、発売された小説は売れ行きが良くなく、二作目を出しては貰えなかった…
拘りが強く、自分の思い通りに装丁をした結果、泣かず飛ばすな結果になった桜子のデビュー作。喧嘩友達みたいなポジションの高屋の意見を素直に聞いた結果デビューできたけれど、現実は甘くなくて。桜子の周りが本当に良い人ばかりで落ち込んだ桜子もその人達のお陰で立ち直ってよかったです。桜子と高屋も少しずつ距離は近づいてはいるけれど、カップルとなるにはまだ道のりは遠そうですね。 -
24.04.06読了
サラッと読みやすい。望月さんの作品は、キャラがハッキリしてて読みやすいのと、作品を越えて人物が出てくるから、繋がりがあって面白い。
このシリーズは星読みだから、自分のが分かって読むともっと読みやすいだろうなとは思った。