ホロヴィッツ ホラー

  • 講談社
3.04
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本棚登録 : 424
感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065283066

感想・レビュー・書評

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  • いいですねー!「世にも奇妙な物語」のようです。映像が目に浮かんでくるのはそれだけリアルな描写があるからですね。もともとホロビッツ氏はヤングアダルト小説からのスタートのようなので、こちらが本領なのでしょう。噛み砕いた表現がゾワゾワ感をそそります。青少年の皆さんにたくさん手に取っていただいて、ここからぜひミステリの世界にお越しいただきたいですね。ホロビッツ沼仲間になりましょうー。

  • ホラーということで怪奇現象や超常現象のオンパレードなのてすが、登場人物の行いの結果、恐怖を伴う不可思議な出来事に遭遇するという、なんとなく◯にも奇妙な…のような物語が多かったように思います。

  • 9つの短編集。
    主人公はティーンエイジャー。
    古いものに纏わるホラー。
    アンティークだったり中古だったり、古い建物だったり。
    それに関わったことで恐怖のどん底へ。
    色々と戒めもあるような短編集でした。

  • ホラー短編集。
    半分は途中でオチが分かってしまったが、それでも自分では絶対体験したくないような話。

    注文の多い料理店を彷彿とさせる話があったけど、嫌な終わり方だったな。夢オチにさせてくれたらよかったのにね。まあ主人公が鼻持ちならない子どもだったので、あ~あ…程度の感想だったが。

    被写体が生を失ってしまうカメラを父親にプレゼントしてしまった少年の話が結構好き。
    迂闊に出処の分からない物を使うべきではないなぁ…。しかし、無生物はどうなの?ラストの後がどうなったのか気になる。

    競馬の記事を書いていた記者が使っていたパソコンを貰い受けた少年の話はただただ、羨ましい。私も欲しい(笑)。
    しかし、欲をかいた不良は酷い目に合った。単にパソコンを粗雑に扱ったから制裁されたのだと思いたいが、段々欲を出すといずれ同じ末路を辿る気がしてならない。

    ゲームの仕事はもうひたすらかわいそう。お金に釣られてよく分からない仕事を承諾した結果、永遠にゲームの中で頑張らなければいけないんだものね。

    「大人に言っても相手にされないだろう」とか「これくらいだったらやってもいいよね?」とか子どもの自己判断が命取りになることもある。
    主人公が子どもならではの話だった。(周りの大人たちが恐ろしい人物である面も大きいが)

  • 淡白さが一番のホラー。

  • 2022/10/10 読了
    児童書のコーナーにあった。西洋系のホラーだけど、グロさはなく、読みやすく、適度にハラハラする。

  • いかにも外国のホラーって感じ

  • カササギ殺人事件以来のアンソニー・ホロヴィッツ。児童書やティーン向けの作品をけっこう出していると知り、気軽に読めるかな?と思って手を出してみました。

    期待通り、まとまりの良い短編集で2時間ほどでスイスイ読めました。ホラー入門書としては最適なのでは?コワイ、というより展開が美しいなぁと思いました。

    殺人カメラ、スイスイスピーディが好き。

  • 読後感が気持ち悪い作品ばかりでとても面白かった。
    中でも好きだったのは深夜バスとスイスイスピーディ

  • ホロヴィッツ作品 読了1冊目。
    ずっと気になっていたが、長編小説はなかなか読む時間が無いので手始めに借りてきた。どの話も最後にゾワッとするような、なんとなくオチがわかるんだけど…面白かった。

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著者プロフィール

Anthony Horowitz
イギリスの作家。1979年、冒険小説『Enter Frederick K. Bower』でデビューし、YA(ヤングアダルト)作品「女王陛下の少年スパイ!アレックス」シリーズ(集英社)がベストセラーとなる。ドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認の「シャーロック・ホームズ」シリーズの新作『シャーロック・ホームズ 絹の家』(KADOKAWA)なども手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』は、日本でも「このミステリーがすごい!」「本屋大賞〈翻訳小説部門〉」の1位に選ばれるなど、史上初の7冠に輝く。続く『メインテーマは殺人』『その裁きは死』『ヨルガオ殺人事件』(以上、東京創元社)も主要ミステリランキングで首位を取り、4年連続制覇を達成した。


「2022年 『ホロヴィッツ ホラー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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