- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065290538
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2LDK男2人暮らし 食費、月3万円也。これは、筧史朗(弁護士)と矢吹賢二(美容師)の「食生活」をめぐる物語です。
今回のメニューは…明太釜玉カルボそうめん、鶏肉と秋野菜のオリーブオイル蒸し、さつまいものバターしょうゆ煮、鍋焼きうどん、ぶりしゃぶ、マラサダ、チキンカツなど。
読み始めて、もう20巻
ドラマもシーズン1から観ています
ドラマからの原作本だったので 読んでいても私の頭の中では シロさんは西島秀俊さん、ケンジは内野聖陽さんの声が聞こえてきます
ドラマの中で佳代子さんが シロさんが話すケンジの話は幸せのお裾分けを聞いているみたいって感じの事を言っていて 私も同じだ!って思いました
シロさんの元カレの及川光博さんが出演した回は涙が出た〜(T ^ T)
ケンジがシロさんの料理を 食レポしながらベタ褒めするところとか ケンジが嫉妬するところがとっても好き
ずっとこのまま、2人で過ごしてほしい! -
レシピ本、買いたいな。
-
まとめ買いしたため、感想は22巻にまとめて。
https://booklog.jp/users/fleurenbonton/archives/1/406533294X -
23/5/24
-
前回14巻まで読んだ。6巻一気読み。あれから5年。今やシロさん60歳手前になっているはずなのに、他の情報では史郎さん55歳とあったりなんかよくわからない。でも20巻ではケンジの「(同棲は)もう今年で18年目」という証言もあり、同棲始めたのはシロさん40歳の時のはずだから、現在58歳ということになる。ということはケンジは56歳。顔も単純な線で描いているけど、ちゃんと歳をとらせている。凄いなと思う。
2人とも社会では、働き盛りの男性労働者、かたや法律事務所の所長、かたや美容院の店長に出世していて、却ってそうなっているからこそ、賃金よりも「家庭」の時間を最優先させて普通の働き盛りよりも早めに家に帰っている。家庭優先になるかどうかは、仕事次第じゃない、意思次第なのだ、とでも作者はさりげなく伝えているそう。
17巻でシロさんの両親は老人ホームに入った。親が終活を始める。シロさんも、自分が死んだ時のために(ゲイカップルはいろいろややこしいので)自筆証書遺言を取ろうとしたり(←18巻大変参考になりました)、万が一の連絡先として親とケンジを繋げていたり(20巻)、普通は50代でそこまでやらんだろとは思うが、だからこそ自らを振り返り戒めになる。そういえば、小日向・ジルベール組も、シロさんも異様に意識高い系ダイエット話で盛り上がって、ケンジのみ疎外感持つというのも、男女問わず50代カップルの「あるある」話の気がする。
この2人を普通に子供いない系の男女カップルと想定すると、リアルで理想的な努力しながら続いている男女の仲にも見える。そういう意味で普遍的な話に直ぐに移し変えれる、ゲイカップルの生活史である。もうよしながふみさん描けなくなるまで延々と続いていきそう。‥‥ところで、20巻最終にして新しい登場人物としてマンションの2人の部屋の角向かいの住人、母娘が出てきた。70代の主人を亡くしたばかりの母親と、離婚したて、シロさんと同年代の娘の2人。あとあとの絡みが楽しみ。シロさんたちの部屋は、住む前は「訳あり物件」だったらしいが、果たしてシロさんたちはそれを承知で住むことにしたのか?その辺りも気になる。
前は1話に必ず出てくる料理のレシピをメモしていたのだけど、結局一回も真似して作らなかったので、今回は「自家製なめ茸」「レタスのナムル」「キャベツのゴマコールスロー」という超簡単料理のみ写真に撮ってスマホに保存しておくことにした。料理はすべて丁寧な生活とカップルのコミニュケーションの反映となっている。