地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065292563

感想・レビュー・書評

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  • 地面士=詐欺集団でやってることは悪いんだけど
    巧妙な手口や口で騙していくところは
    頭キレるんだろうし
    不起訴になったり立証の難しさを見越し
    出所後も繰り返すとこから
    その世界を知り尽くしているのかな。

    (地面士とか大それた呼び名はなくても
    その世界を知らない人からみれば
    不動産にはグレーは取引あるよねぇ…)

    でも被害者側はたまったものじゃないよな。



    都心では再開発が進みまくり、
    地上げしようとおもっても土地にも限りがあるのかな?
    今後どこに活路を見出すのか…

  • あの積水ハウスが騙された! 日本中が驚いた巨額詐欺事件の内幕を暴くノンフィクション。

  • 地面師の騙しのテクニックは、TVドラマを見るようなストーリーの展開でビックリです!なりすまし役はまさに俳優であり、甘い本人確認が及ぼす影響に驚くばかりです。警察の民主不介入による不起訴が多いようですが、何とかならんのでしょうか!認知症の高齢者が多い日本なので、今後も事件はまだまだ続きそうですね!

  • 小説と間違えて読み始めた詐欺事件実話
    土地の売買に本物の弁護士が立ち会えば
    相手も信用するが、この弁護士は仲間で
    はなく取引立ち合いを頼まれたダケだと
    いう・・・仕事が無いため、地面師か?
    と疑わしい案件でも引き受け詐欺を知ら
    ない事で免責されるお粗末な社会
    クロサギというドラマで何十億円も詐欺
    成功していたが、現実もそのままだった
    セキスイハイムやアパホテルなど大手の
    会社も何十億円も騙されていて、それが
    結構同一のグループ(大物地面師)だと
    いうから驚くしかない(´・ω・`)

  • これは、本当に、世間を、騒がせた事件なのに、今もって犯罪の、立証が難しいなんて、なんとかしないともう色々な所で少額の詐欺が、横行しているんだろーな!怖い!

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著者プロフィール

森 功(もり・いさお) 
1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、「週刊新潮」編集部などを経て、2003年に独立。2008年、2009年に2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。2018年には『悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞。『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』『ならずもの 井上雅博伝――ヤフーを作った男』『鬼才 伝説の編集人 齋藤十一』など著書多数。


「2022年 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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