- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065300541
作品紹介・あらすじ
小学生ぶりに訪れた図書館でアルバイトすることになったヤンキー・石平くん。非正規職員と正規職員の待遇の違いに悩んだり、本を破った犯人に怒ったり、今日も図書館での色んなトラブルと一生懸命闘っています!
あっという間に累計40万部突破! 読めば図書館をもっと好きになる、ヤンキーくんによる図書館お仕事漫画、第5巻!
感想・レビュー・書評
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旅行や諸用で行った地の図書館に立ち寄るのが好きで以前はよく行っていた。昔の多くはその市区町村立で管理運営も公務員職員が担っていたと思うが、指定管理者制度で専門のスッタッフによる運営に代わったところは見た目にも空気感も違う、全く違う!。本が生きているところはその空気にも澱みがない。そんな図書館が増えてくれる事を願う。
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今回は、本の修理、雇用問題、著作権の問題など、ちょっと難しい内容だったかな。
雇用問題は現実問題としてひしひしと伝わってきた。非正規雇用と正規雇用の待遇の違いは分かってても、なんかため息が出ちゃう。マンガだと、正規雇用の人が非正規雇用の人をバカにして威張り散らすんだけど、実際その人は仕事が全然出来ない。こういう人いるよねーとイラッとしてしまった。あまりそれ以上深くその問題には触れなかったけど、現実世界では溝が深そうだ。
『36冊目 世界一美しい図書館』がすごく良かった。ヤンキー石平くんが素晴らしい。図書館員の白井さんのネガティブ思考をポジティブ思考に変え、元気づけた。いつもは白井さんが石平くんを導いているのに。本に触れるようになって、色々な知識を身につけたんだと思う。本て本当にすごいと改めて思った。
本の修理は不器用な私には無理だと思い、苦笑。余計にボロボロになってしまうだろう。 -
本が好きということは人間が好きということ。
本を大事にするということは本を作った人への敬意、尊重。
つまりそれは人間が好きということ。
石平くんに初めて学ばされた。 -
p.117 いやでも本が好きっていうのは、人間が好きなんじゃね?俺がさぁ、この本みたいな外国の図書館のこと知りたいって時、外国の図書館に実際に行こうとすると、英語わかんねぇし、飛行機乗る時間とか金とかもうすげえ大変になるけど、行ったことある奴に話を聞きに行くだけなら、もっと楽に安く知れるし、行ったことあるやつの書いた本を図書館で読めばタダじゃん!俺が普通に生きてるだけじゃん。知ることもできない。森羅万象をなるだけいっぱい手っ取り早く知るには、他の奴の話を聞くか本を読むかするしかない。で思ったんだけど、こうやって話してるのと文字にすんのって同じじゃん?
よくじじいの先生が説教でさぁ〜麺と向かって話さなきゃわからんだの、最近の若者はスマホでもやりとりばかりで、冷たいだの、直で話す方が文字より上等見てに言うけど、どっちが上とかねーだろって最近思って。直接会って話してもたまんない時は伝わねぇし、ずっと顔合わせてたやつと、文字でやりとりして麺と向かって話せなかったこと。初めて知る時もあるし。で、本を読むってのは一方通行だけど、本を作った人間と関わってるわけじゃん。俺はこの本の作者のこと。なんかどうでもいいから、汚れても読めればいいだろって感じだけど。こうやって白井さんがこのただの神田を大事にするのはさぁ、本を作ったやつが舐められてるみたいで腹立つからじゃねーの?それはまぁまぁ人間全般が好きでしょ。俺は人間が好きだから本が好きなのか。あぁそう考えると、俺がなんでこの本借りたのかって、いろんな本が並んでるとこ見せると、いろんなやつと会えそうで、楽しいから見たくなったのかもな。
俺は話聞くのも読むのも同じだと思うけど、白井さんは違うんでしょ?あぁいいのかなぁ本はずっと残るものなのに… -
・図書館は公務員の流刑地
・非正規職員が多い
という話があった。
近所の図書館の公務員っぽい人は、なんとなくさえない感じのおじさん。それ以外は非正規っぽいおばさんたち。
まさにこんな感じ。
なんだかね。 -
本編でめっちゃいいこと言ってるのに、やっぱり描き下ろしがおもしろくて一瞬で飛ぶ(笑
白井さんもだけど、司書さんも、大人が本音ダダ漏れなのおもしろいね。
石平さんの人徳かな〜
本を読む効果効能?についてそれこそ自己啓発とかで散々目にしてるのに、石平くんの解説分かりやすっ!すごいこの子!ほんとに中学生?あれ?高校生?
いろんな本が並んでいるのを見るとわくわくするのは、いろんな人と会えるってことと同じか。確かになぁ。ほんとそうだわ。 -
【請求記号:015 ズ 5】