- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065308721
作品紹介・あらすじ
私のはんぶんは、ともだちでできている。
だから私は、前を向いていけるのだ。(本文より)
フィンランドを好きになって10年以上。
フルタイム就業+寿司学校通いという修業期間を経て
ついに北欧移住の夢を叶えた「週末北欧部chika」。
信じられないくらい忙しくて、
寿司修業先で泣きそうになったり
英会話レッスンで言葉に詰まったり…
そんなくじけそうになる瞬間も、
「がんばればできる気がする!」
と謎の前向きさを保てていた理由は、
「世界各国にいるともだちのおかげ……!!」
自分と似たともだちとは同じ楽しみを共有し、
異なる考え方を持つともだちには感化されることが、
また自分らしさのひとつになっていく――。
喜びとひらめきを与えてくれるともだちとのエピソードをつづる、
前向きフレンドシップエッセイ!
『世界ともだち部』に登場するのは、たとえばこんな友人たち!
・「兄」「妹」と呼び合うフィンランド人のともだち・ハリネズミさん
・「こんな人になりたい!」と思い続けている心のヒーロー、ノルウェーの歌手5人組
・はじまりは一目惚れ!わたしの“はんぶん”だと感じる韓国人のともだち・キツネさん
・大学時代の寮で、眠れない夜に発足した「インソムニア部」
etc…
コミックスだけで読める描きおろし漫画も収録!
【大人気SNSアカウント「週末北欧部」とは…】
北欧が好きすぎて、会社員として働きながらフィンランドでの就業を目指して
寿司学校に通い、ついにその夢を叶えてしまった人。
前向きで、何かを愛することが上手な著者のエッセイは優しくてエネルギッシュな読み心地。
(自画像のにこにこしたおもちのような生物は、カモメがモデル。)
感想・レビュー・書評
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Chikaさんの本を読むのは5冊目。本作は、Chikaさんの友達をテーマにしたコミックエッセイ。
これまで読んだ4冊でも感じたことだが、Chikaさんの人脈は本当にすごい。フットワークが軽く、大変な状況でも前向きでいることを忘れないChikaさんの周りにはきっと同じように魅力的な人が集まっているのだろうなぁと思わさせられた。これだけ多くの経験をされているのは、常に好奇心を持ち行動してきたからだと思う。相手の年齢、国籍、性別、職業問わず、多様な人たちと仲良くなっているのもすごい。Chikaさんの大学は1年次に必ず外国人と寮で相部屋になるそうで、国際感覚もそのような環境で培ってきたのだろうな。もちろんご本人の性格も大きいのだろうけど。今回初出の話として、ミシュラン掲載のお好み焼き店で会社員をしながら週末に見習いをした話も、Chikaさんの積極性や人柄、器用さを表しているエピソードだった。一度実際にお会いしてみたい方だなぁと改めて思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大好きな週末北欧部 chikaさんによる、前向きフレンドシップコミックエッセイ。
chikaさんのお友だちが、いつもの可愛らしいイラストにデフォルメされて紹介されているのだけど、これがまたなんてやさしい世界……。
同じものが好きだったり、同じ夢を追いかけていたり、沈黙が心地よかったり、兄と妹と呼び合える仲だったり、一目惚れからの友情だったり。
関係性はさまざまながら、お互いを励まし合って高め合える友だちが世界中にいるというのはどれほど心強いんだろう。
ソウル生まれのキツネさんの言葉として本文中に書かれてあったけど、大人になってからの友情ってやっぱりお互いに努力しないと続かないんだ。
離れた場所で過ごしているからこそ、ささいなことでの連絡や思いやりがかけがえのないコミュニケーションになり得る。友情って、そういうものの積み重ねであり賜物だ。
価値観や考え方の違いをシャットアウトするのではなく「良さ」だと捉えて、相手から教えてもらう姿勢ってとても大事なんだと思った。
だからchikaさんが、友だちの良いところをたくさん見つけてこんなに真っ直ぐに褒めて、「自分の人生は今日もともだちに支えられている」って言えるのはものすごいこと。
きっとchikaさんご本人が、描かれているままの素敵な人柄なのだと思う。 -
他の単行本と同じ話が載ってて、あれ?読んだっけ?と混乱しました。前までの世界文化社からはもう出ないのかな。喧嘩の時の教科書英語の話が面白かったです。
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こんなにいろんな深いともだちを作れるのはチカさんの人柄だろうな。
今、フィンランドでの生活を楽しんでるチカさんがどんな人なのか気になってたけど、この本を読んでなんだか少しわかった気になっております。
このコミュニケーション力、出会い力、教わりたい。 -
chikaさんは、フットワークがすごく軽いし、ご縁をとても大切になさっていて、だからこその交友関係の広さと深さなんだなあと感じる。
友達いないし、ぞんざいにしてきた自分はとても反省するし、chikaさんのような付き合い方をとても羨ましく思う。 -
Chikaさんのお友達を紹介した本。
優しい人しか登場しません。 -
chikaさんのお友達の話。
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シリーズの中で一番大好きです。
世の中にはこんなに面白い人たちがいるんだとわくわくします。そしてこの面白い人たちの魅力をこんなに素敵に書き表せるchikaさんの人柄にもとても魅力を感じます。
行動する人の周りには行動する人たちが集まる。
chikaさんの内面を、築き上げてきた人生の一部を、覗き見させてもらっている気持ちになります。 -
チカさん自身が友達を大切にする努力を惜しまない人だと思うから、そういう人たちが集まってきて好循環が生まれてるのかなぁと思った。私はそういうの苦手なタイプでむしろ人間嫌いな方だけど、数々の言葉や自分を大切にするということについてはとても共感できる。チカさんも含め素敵な人たちだと思う。
個人的にはツバル旅行の話をもっと詳しく聞きたいのですけどこれで一冊でませんかね(笑)