- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065314302
作品紹介・あらすじ
甘くておいしい「スイートポテト」。いつ頃誕生したのか知っていますか? その原型ができあがったのは明治時代。文明開化で一気に流れ込んだ洋風の文化はお菓子にもしっかり影響を与え、和の素材サツマイモを使って洋風の技術を取り入れて出来上がったのが「スイートポテト」でした。
永遠のテーマ「あなたはきのこ派? たけのこ派?」でおなじみの「きのこの山」と「たけのこの里」。「きのこの山」誕生のきっかけは既に発売されていた「アポロ」の製造ラインを有効活用しようとした試作品でした。チョコスナックの時代を切り開き大ヒットした両者も90年代後半になると売り上げに陰りがみえはじめましたが、ライバル関係をあおった「きのこの山・たけのこの里総選挙」キャンペーンで意図的に注目をあつめ人気の回復に成功しました。
明治時代の洋菓子との出会いからスナック菓子、駄菓子やアイス類にマリトッツォといった現代のスイーツを網羅し、お菓子の誕生ストーリーや時代背景をつづります。私たちが歩んできた日本の文化史としても楽しめる一冊。
2023年、50周年を迎える名店「ブールミッシュ」。創業者の吉田菊次郎は戦後の製菓業界の第一線を走り抜けてきました。お菓子の生き字引ともいえる著者が、明治から現代までに流行してきたお菓子を紹介します。初めておこづかいで買った駄菓子、教室で友人と食べたスナック、どの世代の読者にもエモいお菓子がここにはあります。
【本書の内容】
第I部 戦 前
1 明 治──世界への仲間入り
2 大 正──大企業の確立期
3 終戦へ(昭和前期)──お菓子産業受難の時代
第II部 昭 和
4 昭和20年代──子供たちの夢を叶えるお菓子たち
5 昭和30年代──お菓子の持つハピネスを求めて
6 昭和40年代──若手パティシエ飛翔・スイーツ界に新風
7 昭和50年代──フランス菓子一辺倒からの脱却
8 昭和の終焉──スイーツのジャンルを次々網羅
第III部 現 代
9 1990年代──スイーツ文化の国際化&次々登場の流行菓
10 2000年代──スイーツ界も安心安全
11 2010年代──お菓子もフォトジェニックに!
12 今のお菓子たち
感想・レビュー・書評
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愛知大学図書館のOPAC https://libopac.aichi-u.ac.jp/iwjs0012opc/BB01054966
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50330000 -
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戦前、明治時代から2010年代まで、その時代時代に日本で作られて食べられてきた(流行っていた)お菓子を写真を交えて製菓業界の生き字引が紹介する。
「詳細目次」あり。
楽しい本。 -
お菓子の歴史は深い!和菓子から洋菓子、昨日食べたあのアイスの正体が明らかになります。雑学盛沢山で、友人とお菓子を食べるときの話題になること間違いなし!!!
学生アルバイトスタッフY.S.
熊本学園大学付属図書館OPAC
https://lib-opac.kumagaku.ac.jp/opac/volume/1589212?current=1&total=1&trans_url=%2Fopac%2Fsearch%3Fbarcode%3D008648082%26count%3D10%26defaultpage%3D1%26defaulttarget%3Dlocal%26order%3Drecommended_d%26searchmode%3Dcomplex%26type%255B%255D%3Dbook%26type%255B%255D%3Dmagazine_title%26type%255B%255D%3Dmagazine%26type%255B%255D%3Dpaper -
著者はブールミッシュ創業者とある。ちょっと気になる。