- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065322505
作品紹介・あらすじ
お客さまに夢を与え続けた遊園地――。そこは、「さよなら」の瞬間まで奇跡が起こる場所だった!遊園地『星ヶ丘ハイランド』は今日で廃園、営業最終日。恋心を胸に秘めた少年、問題を抱えた親子、微笑ましい老夫婦、かつて遊園地のヒーローショーに出演していた俳優――。さまざまな思いが交錯するとき、思いもよらなかった奇跡が起こる。疲れた心をほんのり癒す傑作群像劇!単行本『廃園日和』を改題
感想・レビュー・書評
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短編集なので寝る前にゆったり読めるのが最高でした。
どの世代の方でも感動できそうです。
歳をとったらまた読みたい一冊です。 -
磯谷洋二とジェットコースター/さよなら遊園地(1)
三角彰吾とゴーカート/さよなら遊園地 (2)
守里佳絵とコーヒーカップ/さよなら遊園地(3)
富田林丈二とヒーローショー/さよなら遊園地(4)
竹本秀人とメリーゴーランド/さよなら遊園地(5)
松中理絵と観覧車/さよなら遊園地(6)
きょうは遊園地の閉園の日。やってくる人々の胸の内はそれぞれなのだけれど、ピックアップされた六人とその周りの人たちそして遊園地のスタッフさんたちの心があふれてくる。最後の言葉はそれしかないよね -
変わらないものと変わらざるをえないもの。
儚く心に残る物語。
いろんな人の思いを感じられる作品。 -
閉園間近の遊園地を舞台に様々な背景の人の物語が繰り広げられる。
大きなどんでん返しやスリリングな展開はないが、温かな気持ちになれる1冊。