十戒

著者 :
  • 講談社
3.77
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本棚登録 : 6313
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065326879

作品紹介・あらすじ

叔父が生前所有していた小さな無人島「青島」にリゾートを開業することとなり、里英はその視察に父や関係者たちと一緒に訪れることになった。初日の夜が明けると、参加者9人のうち、1人が殺されていた。犯人は私たちの中にいる。しかし警察に通報することはできない。なぜなら、「この島にいる3日の間、決して殺人犯を見つけてはならない」、それがわたしたちに課された戒律だったのだーー大ヒット作『方舟』夕木春央、待望の最新作!

感想・レビュー・書評

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  • フォロワーさんたちがこぞって良い評価をつけていたこの作品!
    前作が滅茶苦茶私好みだった為、期待せずにはいられない!!

    こちらの作品も私の大尊敬するフォロワー様方が、あらすじを書いてくれていますので省くとして、、、

    もうこれは、私の大好きなクローズドサークルではありませんか!
    またしてもやってくれましたね!!
    ありがとう作者様!!

    前作共に最高です(*^▽^*)
    ここから下は、読んでいない人は読まないでくださいm(_ _)m
















    最近のミステリって、二転三転するのが凄い。
    よっしゃ解決!!って思った後に、なんらかの真実が出てくるのは、ゾワっとする。

    私一つ疑問が残ったんですが、どなたかご存知だったら教えてください。

    シャワーを順番で浴びる時、犯人が自分の部屋の前にどうやって貝殻を積んだのか謎で。。
    ドアって廊下側に開くんですよね?
    自分の部屋の廊下に貝殻どうやって積んだんだろ?って思っていて、最初、◯◯が犯人って時に、なるほど!だから良かったのか!って思ったんですけど、真相聞いた時に、え?じゃ、どうやって貝殻積んだんだろ?って思っちゃいました。
    自分の部屋の前は貝殻積まなかったのかなぁ?だったらみんなに犯人バレそうだけど。

    • yyさん
      bmakiさん

      読みました、この作品。
      犯人的中率 0% の私がコメントすることではないかもですが、
      貝殻の謎について考えてみまし...
      bmakiさん

      読みました、この作品。
      犯人的中率 0% の私がコメントすることではないかもですが、
      貝殻の謎について考えてみました。

      海に出る前に、自分の部屋の前に置いたのでは?
      戻ってから自分の順番まで、どこかに隠れていればいいわけです。
      シャワーを含めてすべてを20分で済ませなければならないため、
      他の人が別の場所に立ち寄る余裕はないですね。
      見つかる心配はないと思うのですが、どうかな?
      2024/01/23
    • bmakiさん
      yyさん

      あ、なるほど!
      必ずしも部屋に居る必要はないんですもんね。
      開けた振りをすればいいんですもんね。外からでも可能ですね。
      ...
      yyさん

      あ、なるほど!
      必ずしも部屋に居る必要はないんですもんね。
      開けた振りをすればいいんですもんね。外からでも可能ですね。
      スッキリしました。

      ありがとうございますo(^▽^)o
      2024/01/24
  • 鬼★5 「犯人を見つけてはならない」行動制限のある中で、ミステリーはどんな結末を迎えるか… #十戒

    ■あらすじ
    主人公の里英は、かつて叔父が所有していた島を訪れることになった。島をレジャー施設化をすることを目的としており、父と開発会社、不動産会社の面々も一緒に訪れる。
    島を視察した翌日、ひとりのメンバーが死体となって発見される。さらには「犯人を見つけてはならない」など行動制限が書かれたメッセージも見つかり…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    めっちゃくちゃ面白い!今年の国内ミステリーのトップクラスじゃないですか。

    前作『方舟』も面白かったですが、本作はより謎解きとしても小説としてパワーアップしてますね。人物も心情もバランスよく良く描けているし、次々と展開されるプロットも素晴らしくエンタメ性も抜群の本格ミステリーになってます。

    本作は、殺人事件に立ち会ってしまった登場人物らが『十戒』という犯人からの行動制限がミステリーの肝になってます。これが素晴らしく秀逸な設定なんですよ。

    自身も被害にあってしまうかもという危機感や、追い詰められているという緊張感。狡猾な犯人に見張られている恐怖もあるし、諦めもある。そしてなによりも行動制限の「理由」がさっぱりわからない。私もミステリーを読み慣れてますが、犯人を捜しちゃいけないというルールの中で、どう結末を迎えるのかまるで予想がつきませんでした。

    それなのに物語は渦に飲み込まれるように次々と展開されていく。登場人物たちはただただ犯人の指示に従うのみ。しかし上手いのは、戒律は破らないようにしつつも、里英の目線で状況や心情描写がなされ、綾川との会話が絶妙に推理欲を誘うんです。サスペンス感も満載で、読む手が全く止まりませんでしたね。

    そして後半の推理パートの切れ味が鋭い!今までわからなかった謎が気持ちよく明かされていく。一連の事件の真相、奇妙な戒律の理由の納得感が高く、思わずなるほど~と唸ってしまいました。

    ちなみに私が一番すげぇ!と思った点は心理描写です。前作『方舟』は、もっと追い詰められた人間の心情を描いてほしかったなぁ~なんて勝手に思ってましたが、本作は二段階くらいレベルが上がってますね。まさかこんなことを成立させてくるんですか…面白かった!

    ■ぜっさん推しポイント
    ミステリーには伏線というテクニックがあります。読者には気づかれないようなシーンや会話にさらりと真相につながる情報が忍ばせてあり、回収の際はすぐに読者に思い出してもらえるのが良い伏線とされています。

    本作でも途中で気になったシーンがあったのですが、むしろホンワカした場面だったのでスルーしてましたが… しかし最後まで読み終わったとき、私は鬼の寒気がして倒れそうになったのでした。

    • autumn522akiさん
      >アールグレイさん
      直木賞芥川賞は受賞しちゃうと一気に予約が入っちゃいますね。
      一か月前の候補作の発表時点で予約しちゃいましょう。
      あ...
      >アールグレイさん
      直木賞芥川賞は受賞しちゃうと一気に予約が入っちゃいますね。
      一か月前の候補作の発表時点で予約しちゃいましょう。
      あと芥川賞は発表された文芸誌(文學界とか)を借りちゃうのもおすすめです。

      東野圭吾先生は全国どこでも大人気ですので、自治体によっては
      10冊くらい仕入れた入りしますね。普通は1、2冊程度ですね。

      >kumaさん
      鬼★5の確認、ありがとうございますmm
      そうなんです。★5と鬼★5では、自分の中では大きな違いがあります。

      そして予約ナイスタイミング!是非楽しんでください~
      2023/08/25
    • なおなおさん
      こんばんは。
      akiさん、くまさん。今日図書館に行き、初めてリクエストなるものをしてみました。
      本書はすでに市内十数冊購入済で準備中とのこと...
      こんばんは。
      akiさん、くまさん。今日図書館に行き、初めてリクエストなるものをしてみました。
      本書はすでに市内十数冊購入済で準備中とのこと。リクエストと同時にその場で予約となり、私は16番目(*`艸´)ニシシ
      これから新刊はこのやり方で予約しようと思います。教えてくださり、ありがとうございました。
      2023/08/30
    • autumn522akiさん
      なおなおさん、こんばんわ~
      やったね!ぜひぜひ楽しんで~
      なおなおさん、こんばんわ~
      やったね!ぜひぜひ楽しんで~
      2023/08/30
  • モーセの十戒のことはよく知りませんが、「殺すな」というのが入っているらしい。ところが、この作品では犯人は先ずは「殺して」、十戒ばりに、登場人物たちを戒律で縛り孤島の中に居ることを強制します。
    「一、三日間決して島の外に出るな」
    「十、犯人が誰か知ろうとしてはならない」
    犯人はその時点で既に1人の殺人を犯しています。禁を犯せば、即座に島ごと爆破して誰も生き残れません。犯人はおそらく、一緒に島にやってきた8人の中にいるだろうとみんな思っています。典型的なクローズドサークルミステリ。

    以上75ページ、
    さて、この時点で一旦、本を閉じます。
    ともかく動機がわからない。この時点で動機は絶対推理できないはずだ。人数少ないので、怪しい奴は何人もいる。

    これは設定が先か、トリックが先か?
    もうちょっと読み進めてみよう。

    現在243ページ。
    よくわからないけど、探偵役のタネ明かしの時間のようだ。
    ここ迄で結局動機がわからなかった。ただ、これはトリックが先だ。トリックがあって、そのために巧妙に設えた設定があり、もしかしたらその為に動機も作られたのかもしれない。初めて読む作家。いわゆる本格推理だ。autumn522akiさんの「鬼★5」を受けて、図書館にいの一番に借り受けて読み出した。
    …ただ、探偵役が「この時点」で、「これ」を話すのであれば、シナリオは一つの帰結が待っているように感じた。毎度、毎度、私の推理は当てにならないのだけど……。

    ともかく探偵役の推理を聞いてみよう。

    最終293ページ、
    珍しく、トリックが先という私の推理は当たっていた。珍しく、いくつか当たり、いくつか外れていた。
    ただ…(¯ ¯٥)。それを成立させるための材料に、私は納得していない。それ以上は言えないけど、残念だった。

    登場人物表
    大室 修造(伯父)冒頭時既に死亡して不在。枝内島を最初に購入した人物
    大室(父)
    大室 里英(私 娘)19歳
    沢村 (日陽観光開発)30後半
    綾川 (日陽観光開発研修社員 若い女性)
    草下(工務店社長)
    野村(工務店設計士40代女性)
    藤原(羽瀬蔵不動産)30代男性
    小山内(羽瀬蔵不動産)40代男性
    矢野口(伯父の友達)

  • 大室里英は亡くなった伯父の所有していた無人島に父の大室とともにリゾート開業するために建築業者や伯父の友人ら全部で九人のメンバーとともに船で渡ります。

    その日里英は部屋がなく、同じ女性ということで綾川さんと同室で休むことになります。

    すると次の日、メンバーの一人、小山内がクロスボウの矢で殺されているのが見つかります。

    そしてまた、犯人からの十の戒律、『十戒』が発見されます。

    『十戒』の概要は、これから3日間絶対に犯人を見つけようとしてはならず、通報することも島を去ることもならない。もし禁を破れば、全員がこの島に仕掛けられている爆弾で死ぬことになる。というものでした。

    そして九人のうち残った八人は恐怖の3日間を過ごすことになります。
    アリバイがあるのは、最初の晩、同室で休んだ里英と綾川さんだけです。
    二人はなんとか犯人に見つからないように真犯人を探そうとしますが、第二、第三の殺人が起こります。


    『方舟』で一躍有名になった夕木春央さん。
    今度はそうきたかという感じでした。
    ○○が○○だったという話ですが、これは○○○○なんですね。
    さらりと、読めるミステリーでした。

    • まことさん
      アールグレイさん、おはようございます♪

      『AX』より『マリアビートル』の方が私は好きだと言ったけど、アールグレイさんにどちらがあってい...
      アールグレイさん、おはようございます♪

      『AX』より『マリアビートル』の方が私は好きだと言ったけど、アールグレイさんにどちらがあっているかはわかりません。
      『777』は『マリアビートル』の続編ですが、『マリアビートル』の方が私は数段面白かったです。『777』はオチがわからなかったし(^^;。
      伊坂幸太郎さんだったらアールグレイさんには、死神シリーズとか、『アイネクライネナハトムジーク』『終末のフール』などがホンワカ系なのでお勧めかなあ?『重力ピエロ』は家族のお話でよかったです。
      『777』の前に今だったら図書館予約も楽な『マリアビートル』を先に読まれておくのもいいかもしれないですね!
      2023/10/05
    • アールグレイさん
      こんにちは♪
      まこっちゃん、ありがとう!
      マリアビートルは、調べたら直ぐに借りられそうです。
      やはり、マリアビートルを読むことにします。まだ...
      こんにちは♪
      まこっちゃん、ありがとう!
      マリアビートルは、調べたら直ぐに借りられそうです。
      やはり、マリアビートルを読むことにします。まだまだ先になりそうですが・・・・
      (゙д`;)
      2023/10/05
    • まことさん
      アールグレイさん♪

      『マリアビートル』は私もブクログの本棚紹介ページで、私の三冊に入れています♪
      アールグレイさん♪

      『マリアビートル』は私もブクログの本棚紹介ページで、私の三冊に入れています♪
      2023/10/05
  • 『方舟』を読み終わった時には
    あ゛ーーーーー!
    と叫んだけれど、今回は、
    え゛?((( ;゚Д゚))エッ!?
    と声が出たね。
    やっぱり最後の最後に驚かせてくれますね。
    それも、二転三転…
    今回も最後のページを読むために、読み続けましたよー。
    今回もしてやられました!
    そして、皆さんがおっしゃるように、『方舟』を読んでからの方がいいですねー(≧∇≦)

  • 私の読み方
    ・277ページまで読む
    ・youtubeほんタメを途中まで視聴し気分を高ぶらす
    ・読了後 公式ネタバレサイト+ほんタメ見る

    「十戒」はモーゼとミステリー界のノックスを掛けあわせることで、天気快晴(一時雨)/気温快適/
    電波バリ3/本土とのアクセス良の快適リゾート離島が
    見事なクローズドサークルに変わる。…すごい設定

    作者が宗教2世で、無神教が多い日本の中
    【信じるものは救われる】に重みがかかる

    何を書いてもネタバレになるが、前作「方舟」は読むべき
    (少し時間をあけると良いかも?)
    表紙の意味もわかります

    ほんタメ見ながらドキドキを疑似共有できてが楽しかった

    休日に味わった最高のミステリー 
    ご馳走様でした!

  • そっちの『十戒』か!
    モーゼの方か!!とまず衝撃を受けました

    って『十戒』と聞いてまずノックスの方を思い浮かべるオタクは全体の0.2%くらいだわ馬鹿タレ!(数字は根拠なし)

    そもそも『方舟』『十戒』と来てるんだから旧約聖書の方に決まってるだろうが!

    ノックスの十戒とは?
    イギリス人ロナルド・ノックスが、1928年に編纂・刊行したアンソロジー THE BEST DETECTIVE STORIES OF THE YEAR 1928 (ヘンリー・ハリントンと共編)の序文において発表した、推理小説を書く際のルールである(ウィキペディアより引用)

    もちろん10のルールがあるんですね
    例えば
    1.犯人は、物語の当初に登場していなければならない。ただしその心の動きが読者に読みとれている人物であってはならない。

    まぁ、今やそこまで意識されてるものでもないし、意識的に破った推理小説!みたいなのすらなくなりつつある古い話なんですけどね
    (興味のある方は是非調べてみて)

    で、このノックスの十戒の、その5が面白いんですよ

    5.主要人物として「中国人」を登場させてはならない。

    めちゃくそ偏見w
    ま、当時のイギリス人は中国人をものすごく怪しい存在として認識してたんでしょうな
    もう出て来た瞬間にイギリス人読者は「こいつが犯人じゃあ!」って引っ張られちゃうくらい
    もう話の筋がめちゃめちゃになっちゃうくらい

    え?あ、『十戒』ね
    それはもうあれですよマリモさんのレビュー読んで下さい
    そしてネタバレサイトの存在を教えてくれたマリモさんに感謝感謝感謝!(たいして感謝してない奴の言い方)

    あ、でもネタバレサイト見てなかったら★4でした
    ネタバレサイト込みの評価です(なんだそれ)

    追記)「中国人」についてもうちょっと詳しく言うと、中国人=得体の知れない超人といった扱いをされることが多く、トリックを使って成立させる事象を中国人ならそれ出来ちゃうんじゃね?って当時のイギリス人読者は思っちゃうので推理小説として成立しなくなっちゃうみたいなことだったらしいです

    • ひまわりめろんさん
      誰が1本の軌条により進路を誘導されて走る軌道系交通機関やねん!
      誰が1本の軌条により進路を誘導されて走る軌道系交通機関やねん!
      2023/09/22
    • kuma0504さん
      めろんぱんさん、
      実は私も「十戒」の蘊蓄でレビュー書いていたんですよ。
      でも、内容まで踏み込むと、あまりにも違和感ありありで、やむなく削りま...
      めろんぱんさん、
      実は私も「十戒」の蘊蓄でレビュー書いていたんですよ。
      でも、内容まで踏み込むと、あまりにも違和感ありありで、やむなく削りました。
      そうか、内容に全く触れない手もあったのか!

      その蘊蓄とは「十善戒」のことです。
      即ち、「不殺生」「不偸盗(ふちゅうとう)」「不邪淫」「不妄語」「不綺語」「不悪口」「不両舌」「不慳貪(ふけんどん)」「不瞋恚(ふしんに)」「不邪見」
      これは真言宗のお葬式では、必ず全員が唱えさせられるものであり、うちは真言宗で、尚且つ、「おかんき」と言って坊さんが来なくても49日内は毎週唱えると言うことが人生で5回あったものだから、完全にソラで言えます。それで、「私は常々思っているのですが」(伊能整くん風)、最初の3つはまぁ私は守れます。次の四つはかなり難しくなる。最後の3つなんて、ほとんど不可能です。「欲を持つな」「怒るな」「正しい見方をせよ」。仏教って難しい。キリスト教の方が人口多いのはムベなるかな。
      2023/09/22
    • ひまわりめろんさん
      内容に触れてますよ!
      マリモさんのレビュー読め!って方式ですけど
      委譲型レビューです

      サブカル的な捉え方だと俄然仏教なんですけどね
      不信心...
      内容に触れてますよ!
      マリモさんのレビュー読め!って方式ですけど
      委譲型レビューです

      サブカル的な捉え方だと俄然仏教なんですけどね
      不信心者です
      2023/09/22
  • 前作「方舟」の衝撃的ラストが面白かったのでこちらも楽しみにしていました。

    こちらも良かった!
    クローズドサークルミステリ。
    小さな無人島に訪れた9人の参加者のうちの1人が
    初日の夜が明けると殺されていた…
    そして犯人からは10のメッセージが!
    そのひとつは
    〈殺人犯を見つけてはならない〉
    課せられた〈十戒〉10の戒律。
    3日間の不安と恐怖の日々のストーリー。

    私はかなり身構えて読んだので、前作からの免疫も
    ついていたせいか…前作程の……衝撃はないかな…⁉と
    読み終わって直後には思ったのですが……。
    イエイエ、違ってました(汗)

    ブク友の皆さんのレビューを思い出し、
    読了専用ネタバレサイト(パスワード必須)に…。
    すると、アッそうだ…!と一気に衝撃が(笑)

    それをふまえて二度読みのように、所々パラパラしてみると…違和感あったいくつかの部分も…
    うわ、なるほどね〜!!と(笑)

    サクサクと進行していくように見えて
    主人公達や犯人の様子、思惑が交錯している描写を
    わかって味わうと、余韻での怖さや面白さが
    またジワジワ、ジワジワ…きたりして。

    夕木春央さんにまた、
    気持ちよく、やられてしまいましたね〜

    「方舟」「十戒」ともに
    こういう、驚くラストあるの好きです…。
    これから読まれる方は
    「方舟」から、是非、
    読まれることをオススメしますー

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      かなさ〜ん、こんにちは♪
      かなさんもしばらく固まりましたか…(笑)えっ??…ってなりましたよね!夕木春央さんよくこんな作品思いつきますよね!...
      かなさ〜ん、こんにちは♪
      かなさんもしばらく固まりましたか…(笑)えっ??…ってなりましたよね!夕木春央さんよくこんな作品思いつきますよね!そして今回ネタバレサイト良かったです。
      ミステリ作品には、みんなこのシステムあったら、いいですよね〰️☆ ( ⑅'ᵕ')و グッ♡
      2023/10/23
    • アールグレイさん
      チーニャさん(^_^)/
      遅くに失礼m(._.)m
      夜11:30過ぎにレビューupなんて初めてです。
      落ち着いて皆をまとめる人、方舟にもいま...
      チーニャさん(^_^)/
      遅くに失礼m(._.)m
      夜11:30過ぎにレビューupなんて初めてです。
      落ち着いて皆をまとめる人、方舟にもいましたね!
      方舟で免疫がついていたと思います。ショック感の様なものは、方舟の方が大きかったです。
      でもねぇ、この先墓場まで持って行くってこと?(~∨~)
      2023/10/24
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      アールグレイさん、おはようございます♪遅いレビューお疲れ様でした。( ^^) _旦~~
      ありがとうございます。

      そ う…ですよね…
      …この...
      アールグレイさん、おはようございます♪遅いレビューお疲れ様でした。( ^^) _旦~~
      ありがとうございます。

      そ う…ですよね…
      …この先ね、墓場まで持って行くってこと…: (¬_¬)~…………
      2023/10/24
  • 今日も蔦屋書店でcoffee飲みながらの読書♪
    年内に読了間に合ったε-(´∀`;)ホッ

    前作「方舟」の衝撃、そりゃ期待値上がりますよ。

    <あらすじ>
    浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。

    “この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。

    犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まった。しかし、次々と起こる殺人事件や不可解な現象に、里英たちは混乱と疑心暗鬼に陥っていく。犯人は島にいるのか?それとも外部から操作しているのか?そして、犯人の目的は何なのか?

    里英は、自分の持つSF小説の知識や、島に隠された秘密を手がかりに、真相に迫ろうとする。しかし、その過程で、自分の身にも危険が迫っていることに気づく。果たして、里英は無事に島から脱出できるのか?そして、十戒の裏に隠された衝撃の真実とは何なのか?

    『十戒』は、孤島を舞台にしたクローズド・サークルもののミステリーです。犯人から与えられた十戒により、真相解明が禁止されてしまうという斬新な設定や、意外性溢れるどんでん返し、前作『方舟』との関連性など、読者を惹きつける要素が満載です。夕木春央さんの緻密な謎解きと、生への執着を描いた作品です。

    <参考>
    モーゼの十戒とは、ユダヤ教やキリスト教において、神がヘブライ人の指導者モーゼに与えたとされる10の戒律のことです。旧約聖書の出エジプト記と申命記に記されており、神の意思や道徳を示すものとして重要な位置を占め、一般的には以下のように分類されます。

    ・わたしのほかに神があってはならない。
    ・あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。
    ・主の日を心にとどめ、これを聖とせよ。
    ・あなたの父母を敬え。
    ・殺してはならない。
    ・姦淫してはならない。
    ・盗んではならない。
    ・隣人に関して偽証してはならない。
    ・隣人の妻を欲してはならない。
    ・隣人の財産を欲してはならない。

    モーゼの十戒は、古代中東に共通する道徳感を反映したものであり、現代の社会にも影響を与えています。



    殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。

    浪人中の里英は、父と共に、伯父が所有していた枝内島を訪れた。
    島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。
    島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。
    “この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。
    犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まったーー。

    週刊文春ミステリーベスト10(「週刊文春」2022年12月8日号)国内部門&MRC大賞2022など4冠に輝き、ミステリ界を震撼させた『方舟』夕木春央、待望の最新作!

    著者について

    夕木 春央
    2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した『絞首商會』でデビュー。
    近著に『サーカスから来た執達吏』『時計泥棒と悪人たち』がある。
    『方舟』で「週刊文春ミステリーベスト10 国内部門」「MRC大賞2022」第1位。

    • かなさん
      ヒボさん、こんばんは!
      今日もお疲れ様でした。
      「十戒」も「その本は」も私は高評価にしたけれど
      ヒボさんはなかなか辛口ですね(^-^;
      ヒボさん、こんばんは!
      今日もお疲れ様でした。
      「十戒」も「その本は」も私は高評価にしたけれど
      ヒボさんはなかなか辛口ですね(^-^;
      2023/12/30
    • ヒボさん
      かなさん、こんばん▽^ェ^▽ ワン!
      「方舟」のラストは「殺戮にいたる病」以来の衝撃でしたからね^^;
      それと比較するとどうしても厳しい評価...
      かなさん、こんばん▽^ェ^▽ ワン!
      「方舟」のラストは「殺戮にいたる病」以来の衝撃でしたからね^^;
      それと比較するとどうしても厳しい評価に...
      「その本は」も「あるかしら書店」との比較と「十戒」を読み終えて眠い中で読んだせいです^^;
      2023/12/30
  • 「方舟」で受けた衝撃と恐怖が忘れられず、こちらも読んでみました。
    戒律を守ろうとする集団の心理が怖かったです。
    ラストの終わり方もさすが!余韻が残ります。

    • アールグレイさん
      こんばんは★初めまして
      アールグレイと申します!

      フォローを頂きありがとうございます!Twitterで見かけたことがある気がするのですが・...
      こんばんは★初めまして
      アールグレイと申します!

      フォローを頂きありがとうございます!Twitterで見かけたことがある気がするのですが・・・・
      青山美智子さん、辻村深月さん好きです!最近読んだ、この夏の星を見る、良かった!今年のNo.Iになったかも知れません。
      この本は、図書館予約中で3番目かな?方舟に出だしが似ているようですね。
      今は、藤崎翔さんの本を笑いながら読んでいます。逆転美人を購入したのですが、図書館本の嵐が吹き止まず、積読状態。予約の入れ過ぎ?
      これからどうぞよろしく
      (@^^)/~~~
      2023/09/20
    • はなさん
      アールグレイさん、コメントありがとうございます。
      「十戒」は珍しく書店で購入して読みました。面白かったです!
      辻村深月さんの作品は、「かがみ...
      アールグレイさん、コメントありがとうございます。
      「十戒」は珍しく書店で購入して読みました。面白かったです!
      辻村深月さんの作品は、「かがみの孤城」と「傲慢と善良」を読みました。これから少しずつ呼んでいきたいと思います。
      青山美智子さんは私も大好きです。
      新作のリカバリー・カバヒコ早く読みたいです。
      2023/09/21
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著者プロフィール

2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した『絞首商會』でデビュー。
近著に『サーカスから来た執達吏』がある。
『方舟』で「週刊文春ミステリーベスト10 国内部門」「MRC大賞2022」を受賞。

「2023年 『時計泥棒と悪人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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