黒い絵

著者 :
  • 講談社
2.76
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065332399

作品紹介・あらすじ

ついに封印を解かれたのは、著者初の「ノワール小説集」。2年半ぶりの小説でもあり、嗜虐と背徳によって黒く塗りこめられた衝撃作!深海魚 Secret Sanctuary高校生の真央は友だちも彼氏もいないうえ、クラスメイトからいじめられていた。そんな真央が安息を得られるのは押入れの中だけだった。真っ暗にすると「海の底」のようで……。楽園の破片 A Piece of Paradiseニューヨーク発の急行列車は遅れていた。ボストン美術館での講演会でスピーチをする予定の響子は焦る。もうひとりの話者のレイとは7年間の不倫関係を清算したばかりだった。指 touch私は私大の日本美術史博士課程の2年生。家庭を持つ彼の研究室で助手をしている。ある週末に奈良の室生寺を訪れ、ずっと手をつないでいる私たちは、どう見ても不倫カップルだ。キアーラ Chiaraアッシジには10年ぶりの再訪だった。亜季は文化財の修復科のある芸術大学を休学して20歳で渡伊し、長年フレスコ画修復の修業をしていたところ、中部の大地震に見舞われ……。オフィーリア Opheliaわたくしは絵の中の囚われ人。水に浸ってあとひと息で命が絶えるその瞬間を、生き続けています。ロンドンから日本へ連れて来られたわたくしが目撃した、残虐な復讐とは…。向日葵(ひまわり)奇譚 Strange Sunflower超売れっ子の役者・山埜祥哉の舞台の脚本を書きたくて、脚本家の私は、ゴッホが主人公の脚本を完成させる。が、脚本が仕上がった直後に、ゴッホらしき人物の奇妙な写真を入手して……。

感想・レビュー・書評

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  • マハさんの連作短編集。
    連作といっても短編同士の繋がりはなく、アート関連のノワールであるということだけです。
    マハさんの新境地です。
    字が大きくすらすらと読めました。


    「深海魚」Secret Sanctuary
    女子高に通い漫画を描く瀬川真央と、真央の家の押し入れにある「海の底」を共有する佐々木流花の二人の話。

    「楽園の破片」
    ジャパン・ソサエティの高木響子43歳はゴーギャンを通して知り合ったレイ・オークウッドとの不倫関係をなかなか清算できずにいますが…。

    「指」Touch
    名門大学で仏像研究をしている女子学生と講師の不倫カップル。これは全くの官能小説だと思いました。

    「キアーラ」Chiara
    日本人修復家の亜季は聖フランチェスコ大聖堂の、地震による損壊の修復チームに入りますが、自分が自分の体で取引した山城の手引きであると知り修復チームから身を引こうとします。

    「オフィーリア」Ophelia
    額縁の中の絵に封じ込められた女。
    死にゆくその瞬間を画家の絵筆によって永遠に留められている女。
    その絵が日本人の画家にロンドンで買われます。
    後半は芥川龍之介の作品を思い出しました。

    「向日葵奇譚」Strange Sunflower
    山埜祥哉という台本にある行為と同じことをしてみるという俳優の初めての舞台監督の塚本は、フィンセント・ファン・ゴッホを演じさせようと台本を書きます。
    そしてゴッホになりきった山埜は一体どういうゴッホと同じ行動をとるのか…。

  • 「リボルバー」から約2年半、マハさんの最新作の小説です♪
    (私個人としては30作品(31冊)目の読了)

    ってか、マ・ハ・さん...
    キャ━━━(艸///Д///il!)━━━ァァ!!!

    6編からなる短編集ですが、のっけから...(/// ^///)

    29作品目となる「キネマの神様」を読み終えたのが昨夜、ギリセーフではありましたが、危うく泣かされるところでした。

    その前には「暗幕のゲルニカ」「楽園のカンヴァス」これぞ原田マハ!!って作品を立て続けに読み終えたが故にギャップが凄すぎる^^;

    「アートの暗部を炙り出す、禁断の小説集」
    「ついに封印が解かれた、著者初の「ノワール」小説集」

    まさにマハさんの「禁断の書」。

    う~ん...これから手にするマハさんファンの為に、あまり内容にはふれない方がいいのかも。

    でも、でも...( ´ノω`)コッソリ...〇〇や〇〇で、ちょっとエロくてダークなんです。
    これ以上は( *・×・*)クチチャック!!


    ついに封印を解かれたのは、著者初の「ノワール小説集」。嗜虐と背徳によって黒く塗りこめられた、全6作品を収録する衝撃作!

    深海魚 Secret Sanctuary
    高校生の真央は友だちも彼氏もいないうえ、クラスメイトからいじめられていた。そんな真央が安息を得られるのは押入れの中だけだった。真っ暗にすると「海の底」のようで……。

    楽園の破片 A Piece of Paradise
    ニューヨーク発の急行列車は遅れていた。ボストン美術館での講演会でスピーチをする予定の響子は焦る。もうひとりの話者のレイとは7年間の不倫関係を清算したばかりだった。

    指 Touch
    私は私大の日本美術史博士課程の2年生。家庭を持つ彼の研究室で助手をしている。ある週末に奈良の室生寺を訪れ、ずっと手をつないでいる私たちは、どう見ても不倫カップルだ。

    キアーラ Chiara
    アッシジには10年ぶりの再訪だった。亜季は文化財の修復科のある芸術大学を休学して20歳で渡伊し、長年フレスコ画修復の修業をしていたところ、中部の大地震に見舞われ……。

    オフィーリア Ophelia
    わたくしは絵の中の囚われ人。水に浸ってあとひと息で命が絶えるその瞬間を、生き続けています。ロンドンから日本へ連れて来られたわたくしが目撃した、残虐な復讐とは…。

    向日葵(ひまわり)奇譚 Strange Sunflower
    超売れっ子の役者・山埜祥哉の舞台の脚本を書きたくて、脚本家の私は、ゴッホが主人公の脚本を完成させる。が、脚本が仕上がった直後に、ゴッホらしき人物の奇妙な写真を入手して……。

    著者について

    原田 マハ
    1962 年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科、早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事株式会社、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、2002年フリーのキュレーター、カルチャーライターとなる。’05年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、’06年作家デビュー。’12年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を受賞。’17年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞を受賞。ほかの著作に『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『たゆたえども沈まず』など多数。’19年、世界遺産・清水寺で開催された展覧会「CONTACT」の総合ディレクターを務めるなど、日本・世界各地のアートと美術館の支援を続けている。

  • マ…マハさん?(´⊙ω⊙`)

    引き出しが多い作家であることを改めて見せつけられた一冊。あまり馴染みのないジャンル、ノワール小説とは、こういうものか。落ち着いた気分のときにじっくり味わいたいと思っていたほかのマハ作品の積読を差し置いての一気読み。

    ⚫︎深海魚
    思春期の少女二人による性的倒錯の世界を、覗いてしまったような背徳的な読後感。短編ゆえか展開が早く、刺激的な描写の連続に急激に心拍数が上がった。言葉だけでここまで心を揺さぶられるものか。最後のシーンだけは、何となくそうなるような気がした。

    ⚫︎楽園の破片
    欧米の美術界の権威と日本人の女性研究者の不倫劇。彼女は彼とのまだ見ぬ人生を楽園と捉え、彼の人生観はゴーギャンのそれに仮託される。「対極にある現実があってこそ、楽園は楽園たりうる」設定は「楽園のカンヴァス」を連想させるが、彼女は哀しい諦念に沈む。

    ⚫︎指
    その指づかいをめぐる男女の認識のズレから、女は弥勒堂で「こんなふうに、先生の指も曲がったらいいのに」という。朝の弥勒堂で女は淫靡な白昼夢を見る。目覚めると、女の熱った身体の眼前に、釈迦如来像が静かに佇む。このラストに何を思うかは読み手次第。

    ⚫︎キアーラ
    修復学の権威に身体を許した女性。受験、留学、アッシジの大聖堂修復への参画、その度に。境遇を呪う中、修復家の禁忌を壁画の修道女キアーラに施した後、権威と決別する。時を経て、当時想いを寄せていた指導者のその後の爛れた行いを知る。聖人とキアーラの精神的紐帯は幻想か。

    ⚫︎オフィーリア
    絵の中で、川面に浮かび生死の境を彷徨うオフィーリア。彼女はその絵を買い付けた画家の悲劇を目にする。彼の美しい娘は、彼女を娶ったパトロンの怒りを買い、彼は水面に沈みゆく娘の姿を描くことを強いられる。その絵に残るものは、無間地獄の絶望か、それとも永遠の生の恍惚か。

    ⚫︎向日葵奇譚
    没入型の役者を画家ゴッホ役に指名する脚本家。舞台美術家からゴッホの後ろ姿とされる写真を渡され、神格化された人物像を消し去る。初日前夜、書斎の壁に留めた写真の男が振り向く錯覚を抱く。時同じく役者が見た夢は…。奇譚としか言いようのない話。

  •  原田マハさんは、好きな作家の一人です。今回記念すべき20作目を読みました。しかーし!なんと本作は、「驚き、桃の木、山椒の木」(寅さんか!死語?)的な衝撃の短編集でした。
     確かに帯には、「禁断の書」「著者初のノワール小説集」等とうたわれ、構えて読み始めたのは事実なのですが‥。

     全6篇収録の短編集なのですが、1篇目から淫靡で背徳的な同性愛の性描写、おぞましいいじめ等、いきなりの暗黒世界の幕が切って降ろされます。
     ええぇぇ! マハさーん、どうしちゃったのー?と困惑するも、新たに作風の幅が広がりこれもアリとか、あり得ないとか、賛否両論ありそうです。
     んで、さらなる混乱! 巻末を見たら、初出は、前半4篇が2007~2008年、後半2篇が2022~2023 年となっているではありませんか!
     え、じゃ何、この衝撃(特に妖しく官能的なのは前半3篇)は、15年前の作品へのもの? 「どうしちゃったの」とか「新たな作風」とか、根本的に間違ってたの私だけ?

     6篇の内容は割愛しますが、いずれにせよ、これまでのようにアートに関する造詣の深さを随所に散りばめながら、ミステリー要素はほぼなく、テーマをアートや関わる人の暗部、女性の深い情念にスポットを当てている気がします。
     アートは、創り出すのが人間だけに、綺麗事では済まないんですよ、とマハさんが陰で笑いながら挑発している姿を想像をしてしまいます。

     作家さんが、様々なテーマ・作風で小説を書くという欲をもつのは、自然なことなのかもしれません。原田マハさんの、多面のうちの一側面に関心のある方は、読んでみては如何でしょうか。

  • えーっと…
    何からふれようかな…


    まずは、表紙
    これ、単純に怖い…w


    次に、内容
    著者初のノワール小説集らしいですが、マハさんこんなのも書くんだと
    そして、エロい…
    マハさんっぽくないw


    で、評価
    マハさんの作品でブクログ評価がこれだけ低評価って珍しいのでは…
    確かにいつものマハさんの作品と比べると面白くないです( ・`ω・´)キッパリ

    けど、私は案外好きかも( ̄ー ̄)ニヤリ

    本作は短編でしたが、長編でこの手のタイプも読んでみたいなと思いました


    そして、結論!
    マハさん未読の人
    間違ってもコレから読まないこと
    面白くないと思うので後悔しますよ!w


    マハさんちょっと読んでますって人
    コレはまだ読まず、違う作品を読みましょう
    マハさんの中では面白くないと思うので後悔しますよ!w


    マハさんいっぱい読んでますって人
    どっちでもいいと思いますが、とりあえず読んでみますか…
    私みたいに案外好き!と思うかもw

    • 1Q84O1さん
      かなさん
      マハさん未読でしたら、必ず違う作品から読んでくださいね!w
      間違ってもこれから読まないように気をつけてください!w
      かなさん
      マハさん未読でしたら、必ず違う作品から読んでくださいね!w
      間違ってもこれから読まないように気をつけてください!w
      2024/02/13
    • せりぐまんさん
      えーマハ好きとしては読まないと!笑
      かなり読破してます…が、エロい??
      面白くない!?
      マハさんの新境地でしょうか。すでに図書館で予約入れて...
      えーマハ好きとしては読まないと!笑
      かなり読破してます…が、エロい??
      面白くない!?
      マハさんの新境地でしょうか。すでに図書館で予約入れてるので楽しみに待ちます。
      2024/02/17
    • 1Q84O1さん
      せりぐまんさんはどっちに転ぶでしょうか!w
      私は嫌いじゃないけど、お気に召しますかね…w
      楽しみにしていてくださいね(≧∀≦)
      せりぐまんさんはどっちに転ぶでしょうか!w
      私は嫌いじゃないけど、お気に召しますかね…w
      楽しみにしていてくださいね(≧∀≦)
      2024/02/17
  • 表紙が怖い!
    そして、中も暗くて恐かった。
    これは ない かなぁ~。
    大好きな原田マハさん、どうした?!?
    新しい境地なのでしょうか。

    6つの短編小説集。
    そのうち最初の4編は性欲と不倫の話ばかり。
    「芸術って、こういうところから生まれてくるのよ」
    ってことなのかな?

    第5編の『オフィーリア』では、
    芸術がダークなテイストで描かれます。
    でもこれって、破滅型。
    読んでいて気持ちが救われませんでした。

    最後の『向日葵奇譚』
    これは役者の憑依の極みというか…。
    ちょっとオカルト的でした。

    因みに、私はマハさんの『異邦人』が大好きです。
    37冊読んだ中でトップ3に入るかもしれないくらい。
    少しダークだけど、あの小説には情緒と美しさがありました。
    でも、これは…私には受け容れにくいなぁ。

  • 「生きるぼくら」を読んだ後に読みました。原田マハさんの引き出しの多さにビックリです。
    物事に強く眩しく光を照らせば、深くて暗い影が出来ます。マハさんの明るく前向きになれる小説があるのは、深くて暗い影のある陰があるからなんだなと感じました。
    共感できるところもあり、人間の影の部分に光を当てた小説でした。

  • 原田さん初のノワール小説。
    確かに今までの作品とは全く違う!
    エロス、殺意、禁じられた遊びが満載。
    アートがテーマになっていなければ、原田さんの著書だとは気付かないと思う。
    どちらが好きかと言われれば、間違いなくいつもの作品なんだけど、これはこれで面白かった。

  • 原田マハさんの美術系小説最新刊!と思い読み始めたら、今回はいつもと全く異なるテイストだった…(驚)タイトルの「黒い」という部分が人間のどろどろした欲望のイメージを表しているのだろうか。それでも、アッシジや京都などを舞台に、絵画の修復士や仏像研究者が出てくる話などは、美術に関する描写部分はいつも通りでやはり良かった。半分以上の短編が2000年代後半に発表したもの。私はその後書かれたアート系小説の方が好きだが、マハさんのまた一味違う一面を見た気がした。

    • ヒボさん
      IKFさんこんにちは♪
      マハさんがこんな小説描くんだーって、ある意味で衝撃作でしたね。
      IKFさんこんにちは♪
      マハさんがこんな小説描くんだーって、ある意味で衝撃作でしたね。
      2023/11/01
    • IKFさん
      ヒボさん、こんにちは!コメントありがとうございます。ヒボさんのレビューを読ませていただいた後、読み始めましたが本当に驚きでした…!原田マハさ...
      ヒボさん、こんにちは!コメントありがとうございます。ヒボさんのレビューを読ませていただいた後、読み始めましたが本当に驚きでした…!原田マハさん、守備範囲が広いですね。
      引き続きヒボさんのレビューを楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
      2023/11/01
  • 秘密基地のようで、または官能的で、でも実際にありそうな禁断の書。最高でした。読んではいけないような気がしたけれど、思いっきり封印を解いて「黒い絵」のマハさんを堪能しました。6編全てにおいて、マハさんが四方八方にかっ飛ばしたボールを拾いに行くのが大変で、でも楽しくて面白くて夢中でした。楽園の破片とオフィーリアが特に好き。

    ・深海魚
    ゾッとした。禁断の恋から始まった海の底という名の秘密基地からの、まさかの一変。感情って人をややこしくする。もちろん素敵な気持ちにもなるけれど。

    ・楽園の破片
    ゴーギャンの作品の題名がこんな風に登場するとは...!!楽園とは決して手に入らないもの。楽園に似たもの、あるいはその破片を生涯大切にして、憧れ続ける運命だと。いいなぁ響子。と思った矢先、これまた最後の一文で、響子の今後がどうなったのかをたくさん考えさせられた。 

    ・指
    仏像を見たら、絶対このお話を思い出すだろうな...間違いなく。仏像の指と、先生の指がこうやっ話の内容として繋がることが凄い。最後のページでまたしても、予想してなかったことが起きて、マハさんにいい意味で振り回された!

    ・キアーラ
    これぞアートのマハさん。ここには禁じられた遊びがふたつ出てくる。それを知った時には、もう想定外で....言葉を失いました。フランチェスコとキアーラを早く一緒にしてあげて....。
    修復師の使命や心得を知れて勉強になった!

    ・オフィーリア
    私たちが絵画を見る、ではなくて、絵画が私たちを見る。うーん、思わず唸ってしまう。そして私は芥川が昔から好きなので、もう文章ひとつひとつにうっとりしてしまう。地獄変を読もう。アートも小説も、永遠を生きるものであり、私もそんな中に誰かを閉じ込めて永遠の命を吹き込みたい

    ・向日葵奇譚
    舞台で山埜祥哉という天才役者が、ひとりの人間としてのゴッホを演じる話。脚本家の主人公の塚本と、山埜が見たものは何だったのか...これからのふたりの関係が気になってしまう。

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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