- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065336014
作品紹介・あらすじ
さだまさしが長年敬愛してやまない「タキ姐」こと加藤タキに聞きたかったこと。女性初の国会議員のひとりとして活躍した母・シヅエから学んだこと、オードリー・ヘプバーンをはじめ大物アーティストを相手に1970年代~80年代のショー・ビジネス界を駆け抜けたコーディネーターという仕事、子育て、70歳からの生き方。美と健康の秘訣まで。
感想・レビュー・書評
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加藤タキさんという女性を通して、加藤シヅエさんのプライドを見た気がした。
「母から教わったことだけど」と前置きしてタキさんが語る言葉が、胸に染み入る。背筋がピンとなって、「しっかりしよう」と気合いが入る。
特に「毎朝、心の洗濯をする」のは、習慣として取り入れたいと思った。
タキさんは、ご両親の遺影に向かって、「おはよう。今日も1日ありがとう。見守っててね。…実はこういうことがあってね…」というように対話をしているそう。そうすると、もう一人の自分が、お母様の言葉で返事をしてくれる。
日々のモヤモヤをそこで客観的に見て、スッキリしてから1日を始める。
最近読んだ『人生をゆるめたら自分のことが好きになった』で学んだ、「客観的に考える」ことを習慣づけるにはピッタリな方法だと思った。
さだまさしさんのゆるーい感じのトークで、とても読みやすい。そして、そのゆるい空気の中で語られる言葉には、先人の知恵がたくさん詰まっている。今は亡き偉大な人たちの言葉を語り継いでくれる人がいることが、いかに貴重で有難いことかをひしひしと感じた一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タキ姐の「ねばならない」ことを作らない生き方に共感しました。さだまさしさんとのコンビも最高です。
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少し自慢か?と思うとこもあったけど、母親同様きっちりとしていて見習いたい。母親のことを映画かドラマになったら絶対にみたい。ので許可出ればいいのに。