- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065341360
感想・レビュー・書評
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児童書。シリーズ7作目。
今回はかねやま本館で知り合いに出会すという初めての設定。
自分の悩みや本音が湯気から浮かび上がるのを、知り合いに見られるのは気まずいだろうなぁ。
前回に引き続き、華世子が蝶になって子ども達を新館に引きずり込もうとして…
今までの作品と違い未完で終わっちゃったので、続きがとても気になる。
次作が早く出ますように。
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本館にきたそれぞれの登場人物の立場からこんなことあったよな、誰でも一度はこんな気持ちになるよなと共感できました。続きが気になりすぎる終わりだったので、早く続編が出てほしいです!
また、裏表紙も懐かしい人たちが描かれていて、手に取った時からワクワクした気持ちになりました。 -
5.6年から。テラジ先輩のおかげで、どん底から這い上がった一平。だが、2人の心の底では深い悩みを抱えていて、それぞれかねやま本館に呼ばれる。
掴みの華夜子を思わせる入りに心奪われ、一平の生い立ちやテラジ先輩の思いに感情移入させられ、一緒に叫びたくなるこの読書は本当に自分と向き合う読書で快感。続編を思わせる終わり方に待ちきれなくなること請け合い。 -
このシリーズ大好きなので、7作目の主人公はどうかな~
と、いきなりプロローグで、え゙…やっちゃったの??マジで⁉
どきどきどきどき…
どう終わらせるの⁉これ⁉
続きはなるべく早めにお願いします -
巻数を追うごとに、凄みが増している。心が痛くなってしまうけど、とても面白い。大事なことを教えてくれる本。
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母に捨てられ荒れていた中学2年生の一平(イッペー)
キックボクシングで頭角をあらわし、全国から注目される存在に
しかし、もしも負けたらという〈恐れ〉が迫ってきて、気がつくとかねやま本館に呼ばれていた
そこで出会った同じ中学2年のアチャコ、格闘技の世界を教えてくれた恩人のテラジ先輩
2人の本音を聞いてまた心が乱れるイッペーを招待したのは……
──さあ、あなたも早く、早くおいで。
「保健室経由、かねやま本館。」は第60回(2019年)講談社児童文学新人賞受賞作(応募作の名義は「松本めぐ」)
2020年6月の単行本第1巻発刊と同時に大きな反響を呼び、第1〜3巻で第50回(2021年)児童文芸新人賞も受賞
本書はシリーズ既刊6冊に続く最新作、2024年2月刊
──ひとりじゃない、みんないっしょだ。
“いま、イチバン中学生を癒している”というシリーズ第8巻は2024年秋に刊行予定
イッペーとテラジ先輩の運命は……