私、産まなくていいですか (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065350669

感想・レビュー・書評

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  • 妊娠と出産にまつわる3つの短編集。登場人物たちが1冊を通してつながって出てきます。
    様々な考え方を知ることができて、とても勉強になりました。

  • 甘糟りり子さん著。女性の「産む・産まない」にまつわるストーリーに考えさせられます。 | 【クウネル・サロン】“マチュア”世代のときめき、全部。(2020.02.07)
    https://kunel-salon.com/life/4597/

    甘糟りり子の「鎌倉暮らしの鎌倉ごはん」 │ ヒトサラマガジン
    https://magazine.hitosara.com/series/S18/

    甘糟りり子 | 【クウネル・サロン】“マチュア”世代のときめき、全部。
    https://kunel-salon.com/premiummember/ririko-amakasu/

    甘糟りり子|note
    https://note.com/ririkong

    『私、産まなくていいですか』(甘糟 りり子):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000387131
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    (m1n5さん)わたしの本棚、もちこさんの本棚から

  • 自分は子どもを産まなくてもいい、という女性の気持ちを周りに理解してもらうのはとても難しいなぁと一編目を読んで感じた。多様性の時代なんて言っても、自分や家族にそれが降りかかってくると途端に「普通ならこうなのに」という枠にはめ込まれてしまう。誰もが自分の選択に疑問を持たないで済むようになるといいな。

  • 鎌倉を舞台に、3組のカップルたちの「子どもを持つ・持たない」事情を語る3つの短編。
    子どもを産んでも産まなくても、それぞれの苦労や不安はあるし、どちらが正しいとか、どちらが幸せとかいう基準はない。
    ただ、その選択をパートナー同士で納得しているか、お互いの考えを尊重し合っているかが、人生を共に歩む上での幸福なのだと思う。

    鎌倉に実在するお店が度々出てくるので、その美味しそうな描写に、いつか鎌倉に行く時には訪れてみたいと思う。

  • 話がつながった時おもしろかったけど、最後は考えさせられる終わり方でした。
    「産む」「産まない」「産めない」それぞれの背景に優しい気持ちを持てる人でありたいなと思います。

  • 子供は作らないと言う約束を歳をとってくるに従って様子が少し変わってきた。考え方も色々あるが難しい,女性同士 再婚 つれ子での結婚 思いはいろいろだが、自分が良ければ後は自分たちで頑張って行く.人生は本当に色々な事がありすぎ、それが人生,出産したことがない夫婦には自分たちの子育てはわからないと言う人がいるが、生まれなかったのか。生みたくないのか、言った人たちにはわからない。簡単に口にすることでもないような気がする

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著者プロフィール

1964年、神奈川県生まれ。玉川大学文学部英米文学科卒業。ファッション、グルメ、映画、車などの最新情報を盛り込んだエッセイや小説で注目される。2014年に刊行した『産む、産まない、産めない』は、妊娠と出産をテーマにした短編小説集として大きな話題を集めた。ほかの著書に、『みちたりた痛み』『肉体派』『中年前夜』『マラソン・ウーマン』『エストロゲン』『逢えない夜を、数えてみても』『鎌倉の家』などがある。また、読書会「ヨモウカフェ」を主催している。

「2019年 『産まなくても、産めなくても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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