- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072529317
感想・レビュー・書評
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再読。
アンセルスティエールでは格好良く見えたサメス王子が、
古王国ではどんどんヘタレになってゆく…(笑)
圧倒的な力を持つアブホーセンの母親とは違って、
優しさと、時折臆病さが見え隠れしますね。
その反面、ライラエルはどんどん精神的にも強くなっていきます。
臆せず冥界に入って行ったり、人間を喰らう奴霊と対峙したり。
ライラエルと<不評の犬>のコンビが良い感じです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サブリエルの死闘から14年後。古王国では再びおかしな動きが…。14歳のライラエルは一族特有の先視の力を授からず絶望のあまり自殺しようとしていた。そこにサブリエルが現れてライラエルの運命を語る。一方で古王国の王子サメスもまた自分の運命に押しつぶられそうになっていた。そしていよいよ死霊たちとの血まみれの死闘が始まる。見事な展開、血湧き肉躍るライラエルの活躍。
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あっこれ続くのか。
チャーターや聖賢のこと、猫や犬のことについても明かされそうな気配がしてまいりました。わくわく。
いやあしかし、ライラエルはやっぱり…うん、そんなこっちゃないかとは思っていました…。まあでも王子にもなにかしらあるのだろうなあ。 -
サメス王子って一番最初に死闘を繰り広げた時は、チームメイトを助ける為に勇気ある行動をとったのに古王国に戻ってからの落差は一体何?サブリエルのタッチストーンも忙しすぎて我が子に目が届かなさ過ぎ。相談役の居ない悩み多きサメスに同情しちゃうな。ライラエルの秘密は、やっぱりそうだったのねー。囚われ?のニコラスの症状ってまるで被爆のよう?じゃあ掘り出してる物って…。
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自分の本質を見出した二人。
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2008年8月8日読了。
なるほどね・・・って展開でした。でも、まだまだ謎が多すぎる!
これは続きを早く読まなくては・・・。しかし、サメス王子は情けなさ過ぎないか?いや、人間味があっていいのかな? -
犬がイイ!
普段ミステリを読むことが多いので、何気ない一文に戸惑いを感じたりして(苦笑)久々にファンタジー(というか訳本?)読んだんだなぁ‥と実感しました。 -
臆病者は、このレベルですら夜一人で読むのがちとしんどい。
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おもしろい