今日の「いのち」のつかい方: ペイフォワ-ドな生活のすすめ

著者 :
  • 主婦の友インフォス
4.63
  • (5)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 18
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784072582534

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ペイフォワードについて知りたくて読書。

    言葉に重みがある。当時不治の病だっだ肺結核など幼少期からいくつもの大病を患い59歳の時によど号ハイジャック事件に遭遇したのがペイフォワードを意識するようになったという。

    すでに忘れかけられているよど号ハイジャック事件。もっと世間的に注目してもいいのかと思う。

    1日1日、今この瞬間をどう生きるのかを考えた。

    読書時間:約20分

  • 日野原重明 今日の「いのち」のつかい方

    「ペイフォワード」の教え=自分が受けた思いやりや善意を、その相手に返す代わりに別の3人の相手に渡す。
    暗い気持ちになったら、「息を吐ききること」=深い呼吸ができる、「歩くこと」=悩んでいるときはじっとしている→歩いて新鮮な酸素を脳に送る。
    悩んだり暗い気持ちになっているときは、時間を持て余しているから=本を読んだり料理をしたり、積極的に行動する。
    死の時期が決まっていたら、無駄に悩んではいられないはず=「今日の命のつかい方」が変わる。
    欲望ではなく、夢を持ち続ける
    人が悩んだり苦しいときは、自分だけがよくなるような欲望を燃やしているとき=欲望はきりがない。その気持ちを人に向けたら、一切の悩みから解放される=人の役に立ちたい、幸せにしてあげたい、喜ぶ顔が見たい=ペイフォワード
    ボランティアだけでなくても、自分のできる限りの範囲内、日常内で「ペイフォワード」を心がける。

  • ペイバック ではなく ペイフォワードな人生を!

    幸せを与えてもらったら、その人に返すのではなく、他の3人に幸せを与える。

    そうすれば、幸せは世界を巡る。

    ページ数・文章の少なさに反比例して内容は 『 濃い 』。


    手元に欲しいと思った一冊。

  • 文章は短く、短時間で飲めるが、内容は非常に濃い。特に第2章「もうすぐ死ぬといわれたら」の後半は、人生の最期と、そこまでどう生きるかを考える上で示唆に富んでいると感じる。

    ◾️自分か受けた思いやりや善意を、その相手に返す代わりに、別の3人の相手に渡す。
    ◾️いのちとは、自分に与えられた、自由につかえる自分の時間。時間を無駄に過ごすことは、いのちを粗末にしているのと同じ。
    ◾️くよくよ、イライラと暮らすのも、うきうき、ニコニコ過ごすのも、同じいのちをつかっている。

  • 三葛館医学 490.4||HI

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=53846

  • 自分さえよければいいんでしょうか?
    私はそうは思いません。
    みんながハッピーだったら自然と自分もハッピーです。

    考えようよ、ペイフォワードという生き方。

    私はそんな生き方をしていきたいです。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科医となる。学校法人聖路加国際大学名誉理事長、聖路加国際病院名誉院長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長などを歴任。予防医学の重要性を指摘し、医学・看護教育の充実、ターミナル・ケア(終末期医療)の普及に尽力。2000年には「新老人の会」を結成。1999年文化功労者。2005年文化勲章受章。2010年には国際コルチャック協会名誉功労賞受賞。2017年7月18日逝去。

「2022年 『2023年版『生きかた上手手帳』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日野原重明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×