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- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784072882542
作品紹介・あらすじ
貧乏、いじめ、不倫、嫉妬、病、人間関係…もう煩悶するなかれ、葛藤をやめよ吾輩の小説に全ての解決策あり!
感想・レビュー・書評
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夏目漱石作品に登場する言葉を使い、漱石が質問者の悩みに答えていくという形式。
とても面白かった。
夏目漱石の作品には現代を生きていくためのヒントがたくさん隠されている。
これが、時代が変われども、夏目漱石がずっと愛されている真の理由なのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
遊んでいる苦痛を逃れるだけでも結構です(彼岸過迄)
100年前の文学であるのにまったく腐らない漱石の文学。イギリス留学が一番のコンプレックスといったり、親から金を無心されたり、この方の生き方の引き出しの多さ、頭脳明晰ぶり。尊敬してもっと知りたくなった。 -
私はすべての人間を毎日毎日恥をかくために生まれてきたものだとさえ考えている。
生きるということは恥をかくこと。誰だって恥ずかしい思いをしながら成長していく。恥ずかしさを忘れる人間になるより、恥ずかしい自分から逃げずに成長し続ける人間になるべし。
日常欠くべからず必要な仕事をすれば、強いて変人を改めずにやっていくことができる。
先が安定しているものなどを求めること自体がナンセンス。下手な予想の立ち回りよりも自分が信じられるものに託す法が何倍も説得力がある人生になりうる。
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