漂流伝説クリスタニア(1) (電撃文庫 み 1-1)

著者 :
  • KADOKAWA(アスキー・メディアワ)
3.14
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本棚登録 : 166
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784073001102

作品紹介・あらすじ

ダナーン半島は、神の城壁と呼ばれる巨大な断崖によって大陸から切り離された陸の孤島であった。その半島の住人たちは崖の上に広がっているであろう巨大な大陸を"神の国クリスタニア"と呼んでいた-。王都から遠く離れた辺境の村ハークに、ひとつの事件が巻き起こった。王城に侵入した賊を捕らえるべく、王都から騎士がやってきたのだ。冒険者になる夢を捨て、騎士になる決意をしたばかりの青年レイルズは、偶然にもその賊と出会い、戦うことになる。危機一髪。そのとき、突如、村を襲った大地震は、レイルズのみならず、彼の仲間である魔術師のサイア、精霊使いのビーンの運命までも、大きく揺れ動かすことになる…。RPG感覚あふれる冒険ファンタジー、ここに開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 自分的本読み史で外せないシリーズ。
    大陸ごと隆起し、結界で閉ざされた大地クリスタニア。そこにはあまたの獣身の神たちが自らの民たちとともに暮らしていた。大白鳥の神スーフィーは故国を追われこの地に流れ着いた民に自らの治める地である半島ダナーンを降下させて与えた。そして、ダナーンには一つの王国が生まれた。大陸との境目である断崖絶壁に程近い村に住む青年レイルズはふとしたきっかけから4人の仲間たちとともに、断崖の割れ目から大陸の中へと旅立つ。

  • 文字通り冒険の道が開かれ主人公一行が旅立つ。大きな挫折と試練を経て、単なる冒険への憧れが冒険の意味を問うものへと変わる展開に胸を熱くする。
    冒険序盤をしっかりと描くことで気持ちが高まるのは、今の作品とは違うひと昔前の作品ならではの感覚かも。

  • 古書購入

  • ロードス島の次に水野氏が挑んだ大河ファンタジー。
    ロードス島がアレクラスト大陸の離れ島だったのに対し、今度は本土で、物語のスケールもその分かなり大きくなりそうだ。

  • いかにもRPG的な舞台立てとストーリー立て。宰相が支持されていない理由が分からないなど、舞台設定の理由付けはかなり適当。”RPG感覚あふれる冒険ファンタジー”って、小説としては褒めてないな。

  • ダナーンの王城に忍び込み逃亡してきた盗賊バッソー、シャロンを捕らえたレイルズ。しかし二人は監禁された女王を救出に浸入したのだ。再び開いたクリスタニアへの道。レイルズ、サイア、ビーン、シャロン、バッソーはクリスタニアへ。そこで神獣の民マリスと知り合う。


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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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