ブラッドジャケット (電撃文庫 ふ 3-2)
- KADOKAWA(アスキー・メディアワ) (1997年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784073064084
感想・レビュー・書評
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仏教系サイバーパンク小説、「ブラックロッド」の続編。
ヴァンパイアハンター、ナイトウォーカーの前日譚。
前作に比べると詰め込み具合が減っていて、ちょっと寂しかった。 -
前作に引き続きとても面白いけど何か物足りない。吸血鬼が中心なのもあってややありきたりというか設定の外連味が足りない感じ。やっぱ機甲折伏隊(ガンボーズ)みたいな冗談めいたルビ付きの専門用語がバンバン出て来た方が楽しい
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自分の中に深く組み込まれすぎてて、アラとか見えない。
面白いかどうかも最早よくわからない。
少なくとも、今の自分の一部は確実にこれでできている。
★5つけるとか。 -
ライトノベル「ケイオスヘキサ」三部作の二作目です。
主人公が壊れていく過程をもっとじっくりと描写してほしかったところです。 -
オカルトパンク2作目。退廃的な未来都市を伝説の吸血鬼が駆け巡る。
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「血みどろ」と「温もり」の同居。
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「ブラックロッド」の続編、というか過去編。ブラックロッドよりも人間ドラマに重点が置かれている。そうした話を書かせてもこの作者は上手いが、あくまでキャラクターに対し突き放した態度を取っているので、けっこうえげつない話ながら、あまり鬱な話は苦手という人でも読めると思う。たぶん。
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ネットで評判を見る限り「ブラックロッドより良い」という評価が支配的なようだ。俺は逆の評価だが。ブラックロッドより時代を前に設定し、吸血鬼・ロングファングに焦点を当て、その謎を解き明かしていく。
登場人物の壊れっぷりはこちらの方が上。…だが、どうにも挿絵にオリジナリティというか、ブラックロッドのときのようなインパクトが無く、この点で損をしているように感じる。三部作の中では凡作。