新フォーチュン・クエスト(5) 真実の王女<下> (電撃文庫)
- KADOKAWA (1998年11月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784073102786
作品紹介・あらすじ
ミモザ王女と出会ったわたしたち-クレイ、トラップ、キットン、ノル、ルーミィ、シロちゃんとわたしことパステル-は、海を渡りキスキン国へとやってきた。悪徳大臣ゾラの陰謀からミモザ王女を守るために。戦士のギアも一緒に来てくれたし勇気百倍!そしてついに、王家の塔に挑戦することになった。17歳になったことだし、将来のこととか考えなきゃいけないことはいろいろあるけど…とにかく今は、がんばるしかないもんね!!パーティの未来がかかった大クエスト待望の下巻-すべてはここで明らかになる。
感想・レビュー・書評
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読書録「新フォーチュン・クエスト5」4
著者 深沢美潮
イラスト 迎夏生
出版 電撃文庫
p195より引用
“ コカトリスのほうはというと、さっき
キットンが言ってた『鳥ですから、三歩歩く
と忘れるのでは』という言葉通り、何事もな
かったかのように床のゴミをつっついたり上
を見上げたりしている。”
方向音痴のマッパーを主人公とした、RPG
風ファンタジー小説。
塔を探索するための手がかりを求め、王女
のお守りを鳥に城へと行ったトラップ。そこ
に書かれたヒントを元に塔に再挑戦した主人
公たちの前に…。
上記の引用は、ダンジョンで出会ったコカ
トリスについての一文。三歩歩けばの喩えは
よく耳にしますが、鳥類全般には当てはまら
ないそうです。大型鳥類は特に、人に良く馴
れるそうですし。冒険者にとっては、駄目な
部類の鳥類に似ている方が、ありがたいで
しょうね。
借金絡みの話が、この間で一段落します。
主人公・パステルについての結末は、好みが
分かれるところではないでしょうか。この巻
で違った結末になって、シリーズ完結でも悪
くは無かったかと思います。しかしまあ、人
気作品は固定ファンも多いでしょうから、そ
んなにスパッと終わってしまうのは、もった
いないですかね。
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#読了
おや?おやおやおや?ついに仲良し冒険者グループ♡に、恋の香りがし始めました??気の所為かしら?
キスキン国も無事守って?パステルたちお金持ちENDです!え、どうするんやろ、そんな大金!
国家的には端金らしいんだけど…笑笑 -
新シリーズ5
真実の王女編 完結
本格的なダンジョンもでてきて、
双子の魔女まででてきて大騒ぎ!
そして、あー、楽しかった!
ってさっぱりするラスト! -
中学生の時大好きだったこのシリーズ、しばらく離れていたのになぜか突然キスキン編が読みたくなって再読したら、既読だったにも関わらずびっくりするほど面白くて夢中で読んでしまった。大人になるとまた違う感じ方をする部分もあるかも。いろいろな感情の拾い方がとても細やか。
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「そうだろうか……。 もし、それが正しいとしても、
その選択をしたわたくしを自分自身が心から祝福できるだろうか。」 -
お守りに秘められていた導きの言葉の謎を解きながら先に進む一行。
大臣が邪魔をしてくるなか、無事に王の証を手に入れることが出来るのか。
表紙がつながっているのが好き。
謎めいたヒントを解いていくところが好き。 -
■書名
書名:新フォーチュン・クエスト〈5〉真実の王女(下)
著者:深沢 美潮
■概要
ミモザ王女と出会った―クレイ、トラップ、キットン、ノル、ルーミィ、
シロちゃんとパステル―は、海を渡りキスキン国へとやってきた。
悪徳大臣ゾラの陰謀からミモザ王女を守るために。
(From amazon)
■感想
以前、感想を書いたのだけど消されていたので、もう一回。。。。
(といっても、何を書いていたのか忘れていましたが・・・)
本巻は、どんでん返し的な要素が皆無で、結構予想通りに話が進んで
いきます。
試練の塔に上り、予想通りにサクサク話が進んでしまいます。
なので、フォーチュンらしさはあるのですが、何かワクワク感が足り
ません。
裏のテーマがパステルの成長物語なので、ストーリよりもそちらに
力を入れた感じなのでしょうが、肝心のパステルの成長も良く分か
らない心情の変化となっています。
3,4,5巻を通すと、何もかもが中途半端になってしまっている気が
します。
次は、4巻にわたり話が展開するようなので、こちらに期待したいです。