- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074510795
作品紹介・あらすじ
待ちわびる春がなかなか訪れず、暗く沈む街に、春をもたらした小さな男の子のアイディアとは? 「どろんこハリー」シリーズの著者コンビによる、希望にあふれるお話。半世紀以上前に描かれた物語が、時を超えて、今の世の中を温かく照らします。「春が来ないなら、みんなで力を合わせて春にしよう!」男の子の言葉が、読む人たちの心を勇気づけてくれます。
感想・レビュー・書評
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光村教育図書 2年生国語教科書紹介文
読み聞かせ 1年生 7分程度
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暦の上ではもう春なのに、街はまだ灰色です。
「春はまだこないのかしら」
道行く人達たため息をつくと、男の子が素敵なことを思いつきます。
「どうして春を待っていなければいけないの?ぼくたちで街を春にしようよ!」
次の日、市長さんがみんなを集めます。
さあ、みんなでペンキを持って街中を明るい色に塗り替えましょう。
お店の壁には緑の植物
郵便ポストにはお花
大きなビルの壁には広い草原と池
巨大なタンクには巨大なきのこ
電車は一両ずつ明るい色に
船には睡蓮を
街はすっかり明るくなりました。
その夜、大雨になりました。そしてせっかくみんなで描いた絵を流してしまったんです。
でもその雨が去った後、木々からは新芽が芽吹き、日差しは暖かくなりました。
そう、本当の春がやってきたのです!
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絵が「どろんこハリー」のジーン・ジオンなので、表紙を見ただけで「なんか知ってるみたいな??」という好反応です。
街の人々が街を塗る様子も、終盤本当の春が来た様子も、数ページ使って丁寧に書かれています。これが街の隅々まで春がきました、というゆっくりした感じで良いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
春、待ち遠しいよね。
でも今は暑くて仕方ないから冬が恋しい。
冬に読むといい本。 -
春が来ないなら春に…という
子どもならではのアイディアが素敵すぎる♪
絵本全体の色が絞られていて
モノクロの世界が春めいていく様子も素敵 -
Y
三歳九か月
K
六歳一ヵ月 -
黄色、青、緑色、好きな色がつまった絵本。
春らしく、軽やか。 -
6分くらい。
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2022.07.31
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息子7歳7か月
息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。
〈親〉
絵が好き ◯
内容が好き ◯
〈子〉
何度も読む(お気に入り) ◯
ちょうど良いボリューム ◯
その他