- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074519491
作品紹介・あらすじ
3か月先まで予約が取れない人気心理カウンセラーが教える仕事も恋愛も人間関係もうまくいく「暇な時間の過ごし方」。在宅ワーク、リモート授業、通勤通学の時間が減り、家にいる時間が長くなったことで手に入れたはずの「時間」が「暇」を生んでいる。その結果、余計なことに悩んだり、やる気がなくなったり、見えない他人と戦ったりして病んでしまっていませんか?ただスケジュールを埋めるだけではNG。それでは逆に忙しすぎて病んでしまう可能性も。大事なのは「いかに暇な時間を作り、どのように暇な時間を過ごすか」。あなたに向けたマイメンタルセーフテイネット作りが大切です。
感想・レビュー・書評
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タイトルに魅かれて読んでみた。
病むのは暇だから、という感覚はある。
<アンダーライン>
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あれこれ考え込んだり悩んだりするのは「暇」だからかもしれません。つまり、悩むだけの「暇」があるのです。
★★★後悔というのは「たら・れば」の想像の世界
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「暇」だと考え過ぎてしまう一番の理由は「他人軸」だから
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正解のない問題を解き続けてはいけない
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自分で疑問を増やし、それを解き続けても、ネガティブ思考が募るだけ。他人のことなら分かるjのに、自分のこととなると答えのない問題を考えてしまう
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5分くらい考えて答えの出ない問題は考えない方がいいよ。自分の中に答えのない問題だと思うから
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考え続けても何も変わらない
考え続けても自分の枠は飛び越えられない
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考え過ぎることが癖のある人は考えることが目的になっている
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考え続けるのは、感じたくない感情から意識を逸らすため。
私たちは自分の発言を正当化するためにあれこれ考えています。罪悪感をごまかすために思考を使って「私は間違っていない」と思い込もうとしています。
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一人で考え過ぎると深刻さは増す
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「まいっか」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自己肯定感がないと暇な時間を退屈と感じてしまう。他人軸で動くマインドを脱却して、自分軸に物事を考えられることが大切。
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考えすぎてしまう癖のある自分には良い参考書だった。すぐに試せる解決策や暇の使い方が載っていて良かった。
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暇をみつけたら自分のために使いなさいって言う事だと理解した。
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私たちの中にある思考の癖などを解説してくれている本だが、下記の点以外は特に学ぶことがなかった。最近よくある本だなという印象。
p.67 頑張り屋さんや思考的なタイプの人は、時間を有効活用することばかり考えているので、そんな心の声を無視してしまうことが少なくありません。そして、せっかく「暇」な1日ができたのに、何もできなかった、と嘆き、自分を責めるのです。また、そもそも、ストレスや疲れと言うのは、一気に溜まることもありますが、多くの場合は、じわじわと自分が気づかないうちにたまりやすいものです。そのため、気がつけば結構しんどくなっていると言うケースが多くあります。
ストレスや疲れが溜まっているときは、「暇」な時間があっても、気力がわかず、何もできないのが当たり前です。心は休むことを求めているのですから。
p.136 考え続ける裏には、「漢字たくない感情」が隠れているのかも?
変化を起こすために大事なのは感情です。たとえそれがわかっていても、私たちは何かと考えすぎてしまう傾向にあることは間違いありません。しかし、そもそも私たちは答えのない問題を考えてしまうのには、もう一つ大切な理由があるのです。
それは「患者たくない感情から意識をそらすために考える」と言うことです。何か不安なことがあったとき、全然違うことを考えて気をまぎらわそうとしたことってありませんか?また、強く怒りを感じたときに、気を紛らわせる事を探した事はありませんか?また、ショックなことが起きたときに、現実から目をそらすために関係ないことを考えようとしませんか?
私たちは、日常的に何か感じたくない感情に触れたときに、あえて考えることで、その感情から金をそらそうとするのです。何かと考えすぎる。クセのある人は「何か認めたくない感情があるのでは?」と心に意識を向けてみるのもいいかもしれません。(とは言え、漢字たくない感情ですから、それなりに覚悟のいる事かもしれません。)
例えば、自分の一言で相手を傷つけてしまった時、私たちは罪悪感を覚えますが、場合によっては素直に謝れないこともあります。その時、私たちは、自分の発言を正当化するためにあれこれ考えてます。その罪悪感をごまかすために、目をそらすために思考を使って「私は間違っていない」と思い込もうとしているわけです。
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「暇すぎて病める人」という自分に思い当たるフレーズが気になって手に取った。
自分が悩んでいる理由が、他人軸で捉えているためと気づかされた。