- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784074543625
作品紹介・あらすじ
空知総合病院の研修医四人は赴任から半年がたち、慌ただしい研修生活は日常となっていた。朝倉雄介は慣れた様子で救急外来をこなしていたが、ある日、交通事故の重症患者が予期せぬ形で運ばれてくる。現場は混乱しており、連絡がうまくいかずにどう対応すべきだったのかと悩む。風見司は放射線科を回っている間、知識と技術を磨くことが要求されていた。プロとして自分に足りないこと、そして自分に合った医師としての生き方について考え始める。沢井詩織は緩和ケア科で自分にできることを探していた。治療を拒否する患者が診察室に入ってきて、沢井は患者の考えに納得ができなかったが……。清水涼子はリハビリテーション科で、パーキンソン病患者と出会ったのをきっかけに医師として患者の疾患を診るだけでなく、個人との向き合い方を考えていく。なにもかも手探りの中、四人の将来像は少しずつ形になっていく。空知の大地をともに歩みながら。
感想・レビュー・書評
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前巻から、少し間が空いてたため
研修医四人の人物像がハッキリと思い出せなかった。
間が空く時は、簡単な登場人物像が書かれてるとすごい助かる。
空知総合病院、一体どこを舞台にしているのだろう。
物語よりも、そっちが気になる。
知ってる地名が出てきて、行ってみたくなった。
研修もいよいよ終わりに続く中、最後の研修先でいろいろ学んで成長していく。
研修医四人の中の二人が交際。
いいことだが、できすぎた話だな…
癌で療養病院に行った方がいい少し横柄な高齢の鞄職人の患者さん
他の患者さんがリハビリしないで転院したいと言う患者に出てけと言う。
でもそれは、最後の注文の鞄を作らなきゃいけないからとリハビリして自分を鼓舞するためとリハビリしたら治る見込みのある患者を羨ましく思う思い。
鞄作りを目標としてたのだが、お客さんに注文取り消され、リハビリもしないで病院を移ると言い出した時に研修医が私がその鞄を注文するし作り方を教えてくれと頼む。
最初で最後となった、鞄職人の弟子となった研修医のエピソードがよかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
四人の研修医が最終的にどの科を選択するのか楽しみ
恋の行方も気になるところ。。
また アドバンス・ケア・プランニングについて親とは少しずつ話はしているが 自身のことも含めて段階をへてより深めていく必要があるかな