集英社 コンパクト版 学習まんが 日本の歴史 1 日本のあけぼの 旧石器・縄文・弥生・古墳時代
- 集英社 (2021年6月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784082392017
作品紹介・あらすじ
大好評ハードカバー版が四六判・ソフトカバーのコンパクト版で登場!
新規コラムページ「重要人物」「Q&A」で学習効果UP!
≪カバーイラストは岸本斉史先生!≫日本列島にうつりすんだ人びとが石器だけで生きぬいた旧石器時代から、土器を使いはじめた縄文時代、稲作が広く伝わった弥生時代、大王を中心にクニ作りにはげんだ古墳時代までをあつかっています。どの時代も遺跡から出土するさまざまな遺物を手がかりに、当時のようすが研究されています。日本という国のはじまりには、どんなものがたりがあったのか、なぞの多い時代にせまってみましょう。
感想・レビュー・書評
-
Q&Aが勉強になる。戦争は人類が生み出した。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
旧石器時代、縄文時代、弥生時代とかは名前を知っている程度だったけど、争いの歴史は今に通じると思った。
弥生時代に稲作農業が効率化された一方で、土地を巡る争いが激化し、資源は争いの種となった。そんな中、奴国は軍事的な後ろ盾を求めて中国へ朝貢した記録が残っている。そして、卑弥呼の邪馬台国も、ヤマト政権も権威付けのために中国へ度々使者を送り、日本の支配者としてのお墨付きと朝鮮侵攻の許可を貰っていた。
現代に照らしても、ロシア侵攻を発端として北欧諸国がNATO加盟を急ぐのも、アメリカを始めとする西欧諸国からの軍事的な支援が必要だからだ。日本も台湾有事に備えて、米国との安全保障を一層強めなければならないし、G7サミットで連帯を強めようとしている。
縄文時代、弥生時代、邪馬台国、ヤマト政権と遥か昔の話ではあるが、人間の争いの種は資源であり、安全保障のために他国との国交を結ぶのは、今も変わらない。歴史を学ぶことは、人間社会の普遍的な側面を見ることかも知れないと気づけた -
日本はなんども同じ歴史をくりかえしている。講談社のよりこっちの方がシンプル。絵柄はこっちの方が今風で読みやすい気がする。
-
旧石器から古墳。
時代が進むにつれて、上下関係が生まれてくる。。
お米などある程度人の手で食物を制御できるようになってくると、人間同士の戦いになってしまうのかなあ。(動物を狩る時代もあったんだろうか。。)
食べ物よりは、人口の増加によるものなのかな。。
カラーで読みやすい絵だったのでスイスイ読めた。卑弥呼かわいい。
写真も豊富で、小学校の時に読めばよかったな。。