学習漫画 世界の伝記 NEXT サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者
- 集英社 (2011年2月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784082400484
感想・レビュー・書評
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ヘレンケラーの先生として有名なアン・サリバン。生い立ちを知りびっくりしました。貧困の末家族との離別、目もほとんど見えなくなり救貧院、その後盲学校に入学。そこでは目、耳、味覚の不自由を乗り越えたローラとの出会いもありました。多重障害を乗り越えた少女がヘレンの前にもいたなんて知らなかったです。運良く目の手術によってサリバンの視力は回復します。そんな彼女だからこそヘレンの辛い気持ちを理解し、深い暗闇から言葉という光の世界へと導く事が出来たのでしょう。誰にだって無限の可能性があるのだと感じられました。
サリバン先生こそ「奇跡の人」である(マークトゥエインの言葉に同感です)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ベルのでんきを読んで、サリバン先生とヘレン・ケラーのことは知っていたんだけど、くわしくわかってよかった。
サリバン先生もしょうがいを持っているのに、人に物を教える先生になったのがすごい。
ヘレンが先生に心を開くようになったところがよかった。ねるときに、ヘレンがサリバン先生にくっついていくのが、かわいかった。
サリバン先生がヘレンと二人で住んだ家は、花とかいっぱいあって、きれい。サリバン先生のお父さんはひどい。(小3) -
サリバン先生も、ヘレンさんも幸せ者である。毎日を精一杯生きた証拠だなと思う。
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「貧しい家に生まれ恵まれない少年時代をおくったアンデルセン。努力を重ねて「童話の王様」と呼ばれる世界的童話作家になった。」
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伝記を読んでみようと思いこの本を手に取りました。漫画でも学べることはあると思って読んでみました。
飲み込みやすく、サリバン先生のことがよくわかりました。
障がい者にとっては現在も住みにくい部分は多々あるでしょう。私は健常者なので、その苦労は簡単には理解できませんが、サリバン先生や、ケラーが残した功績で、少しは住みやすい世界が形成されたのだと思います。
差別のない世の中になるにはまだ時間がかかるのかもしれません。ただ、困った方がいたらお声掛けするなど、自分も出来ることをしていきたいと思います。
サリバン先生の様に志を持って取り組める様なことが自分にはないのですが、世の中を変えたいと本気で思って行動出来る人は、何かしらの成果を生むことが出来るのだともわかりました。
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[墨田区図書館]
同シリーズの宮沢賢治は、内容自体はイマイチに感じてしまったけれど、「宮沢賢治の脳内マップ」など、新視点のまとめが面白かったし、一応こちらも借りてきてみた。
流石に表紙の名前からすぐにヘレン・ケラーの家庭教師ということはわかったようだったけれど、「サバリン先生」、「バサリン先生」、「目の見えない人」、「ウォーター!」など、やや頼りない読みと記憶。うん、「三重苦の奇跡の人」「ヘレン・ケラー」「サリバン先生」などは淀みなく言えるようになってほしいかな。
そして読んでみたら、この本はとても良かった!
サリバン自身にも目の障害があることはしっていたけれど、彼女の不幸な人生は知らなかったし、その後結婚してからのヘレンとの三人生活など、違った視点からヘレンケラーに対しても知識を得ることが出来た。 -
三重苦のヘレンケラーを教育したのがすごい
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おもしろかった。