学習漫画 世界の伝記 NEXT サリバン先生 ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者

  • 集英社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784082400484

感想・レビュー・書評

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  • ヘレンケラーの先生として有名なアン・サリバン。生い立ちを知りびっくりしました。貧困の末家族との離別、目もほとんど見えなくなり救貧院、その後盲学校に入学。そこでは目、耳、味覚の不自由を乗り越えたローラとの出会いもありました。多重障害を乗り越えた少女がヘレンの前にもいたなんて知らなかったです。運良く目の手術によってサリバンの視力は回復します。そんな彼女だからこそヘレンの辛い気持ちを理解し、深い暗闇から言葉という光の世界へと導く事が出来たのでしょう。誰にだって無限の可能性があるのだと感じられました。

    サリバン先生こそ「奇跡の人」である(マークトゥエインの言葉に同感です)

  • ベルのでんきを読んで、サリバン先生とヘレン・ケラーのことは知っていたんだけど、くわしくわかってよかった。
    サリバン先生もしょうがいを持っているのに、人に物を教える先生になったのがすごい。
    ヘレンが先生に心を開くようになったところがよかった。ねるときに、ヘレンがサリバン先生にくっついていくのが、かわいかった。
    サリバン先生がヘレンと二人で住んだ家は、花とかいっぱいあって、きれい。サリバン先生のお父さんはひどい。(小3)

  •  サリバン先生も、ヘレンさんも幸せ者である。毎日を精一杯生きた証拠だなと思う。

  • 「貧しい家に生まれ恵まれない少年時代をおくったアンデルセン。努力を重ねて「童話の王様」と呼ばれる世界的童話作家になった。」

  • 伝記を読んでみようと思いこの本を手に取りました。漫画でも学べることはあると思って読んでみました。
    飲み込みやすく、サリバン先生のことがよくわかりました。

    障がい者にとっては現在も住みにくい部分は多々あるでしょう。私は健常者なので、その苦労は簡単には理解できませんが、サリバン先生や、ケラーが残した功績で、少しは住みやすい世界が形成されたのだと思います。
    差別のない世の中になるにはまだ時間がかかるのかもしれません。ただ、困った方がいたらお声掛けするなど、自分も出来ることをしていきたいと思います。
    サリバン先生の様に志を持って取り組める様なことが自分にはないのですが、世の中を変えたいと本気で思って行動出来る人は、何かしらの成果を生むことが出来るのだともわかりました。

  • [墨田区図書館]

    同シリーズの宮沢賢治は、内容自体はイマイチに感じてしまったけれど、「宮沢賢治の脳内マップ」など、新視点のまとめが面白かったし、一応こちらも借りてきてみた。

    流石に表紙の名前からすぐにヘレン・ケラーの家庭教師ということはわかったようだったけれど、「サバリン先生」、「バサリン先生」、「目の見えない人」、「ウォーター!」など、やや頼りない読みと記憶。うん、「三重苦の奇跡の人」「ヘレン・ケラー」「サリバン先生」などは淀みなく言えるようになってほしいかな。

    そして読んでみたら、この本はとても良かった!
    サリバン自身にも目の障害があることはしっていたけれど、彼女の不幸な人生は知らなかったし、その後結婚してからのヘレンとの三人生活など、違った視点からヘレンケラーに対しても知識を得ることが出来た。

  • 子どもの頃「ヘレンケラー」の伝記漫画を読みました。その時に思ったことは
    「ヘレンもすっごい頑張り屋さんですごい人だと思ったけれど、本当にすごいのはサリバン先生やな~」ということ。

    そしたらサリバン先生の伝記を図書館で発見。

    サリバン先生の幼少期も知ることができました。
    ヘレンに会うまでの20数年、壮絶な生き方をされていたのですね。

    ただ、今回思ったのはおそらくサリバン先生とヘレンはお互い依存し合っているような関係に見えたということ。ケンブリッジ女子学院を退学したいきさつに、学院長がヘレンの家族ぐるみでサリバン先生とヘレンを引き離そうとしていたということを今回初めて知りました。(子どもの時に読んだ本にはそこまで詳しく書かれてなかった)

    でもこの二人の場合は二人とも頑張り屋さんだったから協力してくれる人も出てきたし、そんな人たちの助力のおかげでさまざまな業績を残すこともできた。共依存がすべて悪いわけではないのかも・・・なんてことを考えてしまいました。

  • 三重苦のヘレンケラーを教育したのがすごい

  • おもしろかった。

  • (2012-03-09)

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著者プロフィール

1958年北九州市生まれ。小倉南高校を経て立教大学文学部日本文学科卒。ノンフィクションライターとして、「女性自身」の人物ドキュメント「シリーズ人間」をはじめ、さまざまな社会現象・事件のなかに息づく人間存在にスポットを当てて取材を続けている。著書に『阿部定正伝』『草原の人 美空ひばりからの手紙」など。

「2022年 『「戦争がもたらすものを撮る」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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