砂の覇王 8 流血女神伝 (流血女神伝シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
3.60
  • (23)
  • (30)
  • (70)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 281
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086001472

作品紹介・あらすじ

ドミトリアスの皇妃となるか、はたまたミューカレウスに輿入れか-。カリエの結婚問題がロゴナにおける最大の関心事となる中、ある日、突然彼女はロゴナ宮を離れ、先帝の住まうコーフィリア宮に連れていかされた。その夜、カリエのもとに訪れた一人の客人。なんとそれは、『炎の貴妃』ビアンだった!!そして、告げられた衝撃の事実に、カリエが自らの進むべき道として下した決断とは。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 宗教色と政治色が強くなってきた。個人的には失速してきたなぁと言う感じ。今までの速度がすごかったんだけれども。
    メインキャラのエドを、これだけないがしろにする須賀さんもすごいなぁ。

  • ついに!?
    の場面
    実際どうだったんだろう?
    瞬間移動したのだろうか
    瞬間移動してないとしてもじゃぁ
    何ができたのだろうか・・・
    何が起きたのだろうか。
    実際具体ではなく
    少し抽象的に描くからこそ
    より想像できる世界。

  • ついにカリエが。。。
    しかし、この場面で、こうなるか。
    ちょっと唐突な感じはしますが。

    どう転がるのか楽しみましょう。

  • カリエが女神の妖しい力で,まさかのサルベールと初体験.やんちゃな弟みたいなミューカレウスの成長が眩しい!

  • 48:コバルトでこの展開、大丈夫なのでしょうか。(偏見?)

  • ミュカがふられた直後にこれ(表紙)かよーという。マルカーノス夫妻はともかくラクリゼセンサー精度良すぎる。
    舞踏会のシーンが楽しくてせつない。カリエにとってのルトヴィアが皇帝たちにとっての皇子宮のような少女時代の思い出になるんだろうか。

  • カリエもドーンもみんな覚悟を決めた。恨まれる覚悟を……。

  • 政治はほんとうに辛いものなんだなあ。
    民衆ななぜこうも愚かなのか!とおもうけど、その見方自体が歪んでるのか。
    だれか変えてよ!と言うのは簡単。
    でもいま与えられたコマでどう良くするか、を真剣に、自分を捨ててまでできる人がどこにいるのだろう?
    現実から目をそらさずに、思慮深くユーモアももつ、そんな人に私もなりたい。
    前半だけでも…

  • カリエの結婚問題がロゴナ宮の関心事となっている中、カリエは先帝の住まうコーフィリア宮に連れて行かれることに…
    そこでカリエを訪ねてきた客人とは?

    先帝のイメージがガラリと変わった巻でした。
    カリエもやっと素直になったことだし・・・だた、そんな中またカリエに辛いことが(>_<)
    カリエと女神の関係もハッキリ。でも、まだ色んな疑問があってシリーズが気になります。
    次巻が砂の覇王最終巻!カリエの選択はどうなる??
    そしてエドは登場するのか(笑)

  • なんだか悩ましい表紙絵と思ったら・・、なるほど。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

『惑星童話』にて94年コバルト読者大賞を受賞しデビュー。『流血女神伝』など数々のヒットシリーズを持ち、魅力的な人物造詣とリアルで血の通った歴史観で、近年一般小説ジャンルでも熱い支持を集めている。2016年『革命前夜』で大藪春彦賞、17年『また、桜の国で』で直木賞候補。その他の著書に『芙蓉千里』『神の棘』『夏空白花』など。

「2022年 『荒城に白百合ありて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

須賀しのぶの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×