永遠の娘 ハイスクール・オーラバスター (ハイスクール・オーラバスターシリーズ) (コバルト文庫)

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  • 集英社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086001779

作品紹介・あらすじ

炎将が伽羅王・忍に仕掛けた作戦。それは周囲の人間の内奥を泥と化し、忍の術力を妨げるというもの。希沙良、十九郎、冴子が次々と泥に感染していく-。しかし泥化が完了する前に、炎王と伽羅王は直接対峙することに!忍は、天冥の剣を朱雀剣と重ねあわせ、伽羅王の力を抑える。斎伽忍として炎将に向かいあった!炎将VS.伽羅王、最終決戦の時が、刻々と近づきつつあった。

感想・レビュー・書評

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  • オーラバ熱が再燃し10数年ぶりの再読。
    炎将の最期も切ないが忍と冴子の会話の場面も胸を打つものがある。
    両親と折り合いが悪い七瀬兄妹にとっては互いが唯一の肉親とでもいうべき存在だと思うから余計に。
    父親はともかく母親の方はじっくり話し合えば、分かり合えそうな気配もあるけど、近すぎるとかえって難しいのかなということを主に冴子に対して感じた。

    諒と希沙良、冴子と十九郎の友好的とも非友好的とも取れる会話が好き。

  • 【再読メモ】
    ラストで忍様が迎えを頼んだ先が牙でないところ…良いよな。
    文章になっていないところでは他の人に連絡をとってるだろうけどさ!みたいなことをふと思った。

  • このはなしが、すごく好きなのです。泣くわ泣くわ。

  • シリーズ第十八弾。

    ちょっと感慨深いですね。


    ******* 再読記録 ********

    2009.06.22

  • 「光の単位、一キラリ。一ピッカリ。」に脱帽。センセー、素敵です。

  • オーラバは完結するんでしょうか?(笑)十九郎くんの力の行方が気になります;

  • ハイスクールオーラバスターの…かれこれ何冊目だろう…現時点での最新刊は「オメガの空葬」なんですが、その一冊前。炎将せん司(漢字出ないのがつらい…)の話といっても過言ではないです。ぼろ泣きしました。若木さんの文章は、胸にすとんと落ちにくい独特の癖があると思うのですが、その混沌ぷりというかよくわからない所が丁度自分のわからない気持ちと共鳴してる感じで、切なくなります。この本は、感動でも悲しみでもなくて、ただ子供が駄々をこねるように泣き喚きたくなりました。本当につらくて認めたくなくて、でも最期までカッコよくて。思い出すだけで涙が出そうです。

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著者プロフィール

1968年生まれ。早稲田大学文学部中退。89年、大学在学中に第13回コバルト・ノベル大賞佳作入選。同年のデビュー作、『天使はうまく踊れない』に始まる《ハイスクール・オーラバスター》シリーズは、昨2021年、完結した。同シリーズを筆頭に、《イズミ幻戦記》、《グラスハート》など、多くの人気作を持つ。近作に、『われ清盛にあらず』『ハイスクール・オーラバスター・リファインド 最果てに訣す』、『ゼロワン』、『永劫回帰ステルス』などがある。

「2022年 『戦をせんとや生まれけむ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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