- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086003278
作品紹介・あらすじ
文久二年。江戸城の坂下門外で、老中の安藤信正が水戸の浪士たちに襲われ、負傷した。異国の船が姿を見せるようになって以来、国中が騒然としている。攘夷論、開国論、尊皇倒幕論、尊皇佐幕論、公武合体論。それらのさまざまな思想が、結びつき、あるいは対立しあって、複雑な状況になっていた。この頃、これから世に名を馳せる沖田総司・土方歳三は、江戸市ケ谷の天然理心流・試衛館にいた。
感想・レビュー・書評
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シリーズ1
新撰組をほぼ知らない私にとって
入門編な一冊。
当時の江戸の空気感を感じれるし、
新撰組設立以前の様子も知ることができて
人間関係もわかりやすい -
新撰組。
土方さんと沖田さんの視点を交互に変えて話はすすむ。
なかなかの良作。 -
時系統ばらばらの短編4話。
新撰組が好きな人には、楽しい人物がうろうろ。
しかし名前が確か…という程度の人間には
読めました、が感想です。
普通の物語、として読まないと脳内の記憶を
さぐりつつ、な読み方になってしまいます。
その時の場所の名前の後に、今の地名が付いているので
どこから来た人間だ、とか、ここがどこだ、とかは
非常に分かりやすかったです。
ところで3話に出てきた人…誰なのでしょう? -
試衛館時代から江戸までの新選組で、土方と沖田が中心。二人の視点で交互に語られます。シリーズもの。
コバルトという事ですが、試衛館時代もけっこう語られるし、土方と沖田の掛け合いなど、フィクションとしての楽しさと史実をバランスよく織り交ぜていています。コバルトという事で、新選組をあまり知らなかった女の子が好きになるきっかけになれるような本です。
ちょうど重い本は読みたくない時だったので、内容もサイズもぴったりに楽しめました。 -
なんだかBL臭が…
挿絵が半端なく好みです。 -
試衛館時代、浪士隊募集まで。
土方、沖田視線で書かれている。
BL系の作家さんだけど、多少そんな感じがあるかなあという程度。
女性作家が描く新選組としてこの先が楽しみ。 -
姉の本を借りたよ。
沖田さんかわいい♪
この前の3連休で一気読みしてしまった…
最近新撰組が好き過ぎてつらいよ(´・ω・`) -
(シリーズ通しての感想で)沖田さん視点、土方さん視点で話しが進みます。沖田さんと土方さんの会話が楽しいです。それと伊庭さんもたくさん出て来てその2人も良かったです。特に最期に沖田さんが伊庭さんに頼む事は、この話の中では伊庭さんがどうしたかまでは出て来ませんが、最期知ってる人なら涙です。