砂漠の花(5) 砂塵乱舞 (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 109
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086004442

作品紹介・あらすじ

「砂漠の罠」と呼ばれる流砂。自分を救おうとし、レンソールが罠に呑まれる姿を目の当たりにしたカリュンは、自失し昏倒していた。その眠りは深く、彼女を目覚めさせるには夢見の神官が必要だという。だが、神殿にカリュンの昏倒状態を知られるわけにはいかなかった。そんな折、カヤの町にいたセイランダは不安な夢を見る。それは、カリュンの思いが夢となって彼女のもとへ飛んだもので…。

感想・レビュー・書評

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  • 全5巻。銀朱の花とリンク。

  • 砂漠の王国の女王、カリュンフェイは属国であるシルヴァスの第三公子シリスを擁し、大陸制覇に大手をかける。この物語の雰囲気がすごい好き!

  • 全5巻。大好きな小説です。
    砂漠の国の姫君カリュンフェイはその生い立ちから涙を流すことができず、戦上手な強い姫。その傍らにはいつも従兄弟であり優秀な軍人である、宰相の子のレンソールがいた。ある日その姫が異国から来た王子に恋をするところから物語りが動き出していきます。
    とにかくレンソールの深い片思いが熱くて切ないです!読みながら全力で応援してしまうので、最後は本当に「良かったね・・・」という感じでした(笑)

  • 2007.8.28読了

  • 砂漠の花シリーズの最終巻。このシリーズは人の立場や感情なんかが、もどかしくもよく表されているものだと思う。カリュンの儚くも強い生き様やレンソールの一途な愛をぜひご堪能を!

  • カナルサリでは、袖口で目元を拭う仕草は、愛を受け入れたことを意味する。<br>◆<br>2004.08.19.読了。未所有。あれもこれもそれも全部伏線だったのか……気づくこともできなかった。ラストがドドドと終わり、「え、これでおしまい?」と感じたのは否めないです。テンポは良かったし、書くべきことは書いてらっしゃいましたが。カリュンの成人の神託もまだ明らかではないですし、短編に期待。

  •  ががーん。ルシウムはセイランダに家族の名乗りを上げず死んでしまいました。しかも、アルモンも死んでしまいました。なんてこった。死にそうでいていて死ぬ人いなかったのにこの2人が死なされたのは悲しいです。アグゥラが復興しても、本来住んでいて生き残った数十人のうちの3人は住まないわけで結局なんだかなーでした。<br>
     ラストはなんか微妙でした。シリスは巻が進むにつれてあまり好きではなくなりました。というか、あんなに人望あったんですか??セイランダは聖女の印がないんだなと思っていたらなんか最後になって・・・だし。イルティディアは両性具有らしいし。いろんな意味でなんか期待はずれでした。

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