- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086008235
作品紹介・あらすじ
瞳子も立候補した生徒会役員選挙。順当に祐巳、由乃、志摩子の3人が当選!クリスマス・イブ以来、遠ざかったままの祐巳と瞳子の関係。乃梨子、祥子さらには柏木までもが心配しているのだが…。月曜日、今年も新聞部からバレンタイン企画が山百合会に持ち込まれる。紅薔薇さま、黄薔薇さまの承認をすでに得ているというのだが、その中身は…!?瞳子の秘密も明かされる、ドキドキの展開。
感想・レビュー・書評
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主役は瞳子ちゃん
ラストの、乃梨子ちゃんとのシーンは、
なんだかちょっぴり涙がでた
瞳子ちゃんの出生にまつわる…
ことが明らかに!
そしていつもはおとぼけのゆみちゃんが、
落ち着いて頼りがいある人に見える笑
持つべきものは友、だよなぁ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「マリみて」第25巻。
次期生徒会役員("薔薇さま")選挙に敗れた瞳子だが、祐巳と乃梨子は、瞳子が「負けるため」に役員選挙に立候補したのだと確信する。しかし、その真意は分からないままであった―――。
今巻でついに瞳子が抱える「秘密」が明らかになり、ラストでは雪解けの兆しも。次巻か次々巻が山場になりそうな予感。今回明らかになった瞳子の「秘密」だけで十分物語を紡ぐことが出来そうなだけに、上述の役員選挙立候補の真意が適当に扱われないか少し心配。さすがにそれはないと思いつつも、この作家さんはそういう傾向が若干あるからなぁ。 -
ついにバレンタイン企画。
相変わらずの由乃のわがままっぷりに呆れますね。 -
シリーズ第25巻
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瞳子も立候補した生徒会役員選挙。順当に祐巳、由乃、志摩子の3人が当選!クリスマスイブ以来、遠ざかったままの祐巳と瞳子の関係。乃梨子、祥子さらには柏木までもが心配しているのだが・・・。月曜日、今年も新聞部からバレンタイン企画が山百合会に持ち込まれる。紅薔薇さま、黄薔薇さまの承認をすでに得ているのいうのだかわ、その中身は・・・!?瞳子の秘密も明かされる、ドキドキの展開!
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バレンタインデーの宝探しのお話し
祐巳さんと志摩子さんは断らないだろうな~ と
由乃さんも断る理由がないよな~ とか漠然と思ってたけど
由乃さんの理由が「自分が楽しめない」ってのが笑える
やれやれ、薔薇ファミリーの自覚がまだたりないようで・・・
しかしまぁ、祐巳さんも由乃さんも成長したね~
あと、瞳子ちゃん視点のお話しもあり
彼女なりに問題や悩みはあるんだよね~
詳しくはそのうち語られるんだろうけど、きになる~ -
第25巻。バレンタインデー企画を練る話と、瞳子の背負うものが明らかになる回。
白薔薇姉妹の誰がカードを隠すのかって話で、志摩子さんが乃梨子に押し付けようとしてると思ったら、『乃梨子のカードを探したかった』発言。
可愛い。何この姉妹。
柏木さんのおかげで、瞳子が実は裕巳を気にかけてること、悩んでることが明らかに。説明ないと瞳子の考えてることは分かりづらかったな。
柏木さんって実はいい奴?
瞳子のことも何気に心配して気を回してるし。
裕巳がどう出るかが楽しみです。 -
かなり前に読んだため、うろ覚え。 瞳子ちゃんの気性がかなり激しかったのと、やたらやきもきしたような気がする。
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(以下ブクログユーサーネタ)
約7か月以上ぶりのPCからの更新。
めちゃくちゃ使いやすくなっていてびっくりした。
「みんなのタグ」からタグをぽちぽち押すのが何よりも好き。 -
よかった。最近の巻がタラタラ味気ない話が続いてたので特に。
あとがきで書かれてて気がついたのだけど今回は祐巳視点のシーンがなし。その反面他人の視点から祐巳を見ることで、第1巻から比べものにならないほど大人になって、山百合会メンバーとしての貫禄が出てきたのが分かる。
他のキャラも生き生きとしてた。
志摩子の「ただ、乃梨子の隠したカードを探したかっただけで・・」とか、前巻の由乃さん好き発言といい何気にとばしてるw
ちょくちょくチェックしているクロイチゴのkyoさんがこのイラストを描いてくれるかなぁ・・とちょっと期待。
次巻からまた大きく話が動きそうなので楽しみ。 -
今回、サプライズ度はピカイチです。
祐巳が主人公っぽくないのですが、むしろ彼女の魅力は客観的になることにより際立ってますv
ちょっと「大人」になった彼女はまぶしいです…お姉さまに近づいてきたね。
祥子さまは嬉しい反面寂しいかもしれないですが、彼女がそうなっていくよう促したのは祥子さまなんだから、やっぱり嬉しいんじゃないかな。
で、今回1番の主役は乃梨子ちゃん。
この子が今回こんなに暴れてくれるとは…!この子の「妹」的側面と「姉」的側面のさじ加減は素晴らしいですね。
さすがあの志摩子さんの妹だけはあります。
突っ走る由乃ちゃんに「大人気ないんでないですか」と鋭い突っ込みを入れたりするかと思えば、その「大人気ない」行動を自分がしてしまったり。
しかし今回の彼女は彼女が瞳子ちゃんの「親友」と呼べるにふさわしかったと思います。
瞳子ちゃんは、彼女という友人がいたことが今回ほど嬉しかったことってないんでないでしょうか。
しかし、瞳子ちゃんを知れば知るほどに、きっと祐巳は彼女にとって「憧れであり、憎くもある」存在だったんでないかな。
自分の出生に苦しみ、「自分なんか」と思っている彼女にとって、祐巳は「彼女のままで自然、彼女のままに優しい」て感じだったと思います。
ぶっちゃけて自分だったらこういう存在に対して嫉妬しますよ。
反面ものすごく大好きで憧れる存在。
そう考えると「ロザリオ拒否」はとっても納得です。
でも本編でも書かれてますが、線を引いたままではいけないんですよね。
やっと先輩の祐巳が歩み寄りを見せました。「自分は彼女の奥底は知らない(そもそも当たり前?)、でもそれでいい。」
何でも知らないと信頼関係は築けないわけではないワケで。むしろ逆がいいこともある。
次回で終わらないか心配なくらい展開が進みました。
次回はやはりバレンタインサプライズでしょう♪