王子に捧げる竜退治 (魔王シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 443
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086008396

作品紹介・あらすじ

国王主催の舞踏会で、貧しい貴族の娘ドリーは王子ルフランディルにプロポーズされる!しかし理由は、居並ぶ娘達の中で、ドリーが一番ちっぽけでみっともないから…。結婚を迫る国王への当てつけのつもりで、王子はドリーを選んだのだった!悔しいドリーは、偉大で綺麗になって、王子を見返そうと決意するのだが…!?「ちょー」シリーズのスマートと魔王も登場する新作ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 「猫背になっちゃいそう?」
    この辺りの台詞回し好き。

  • ドリーのような妹分が欲しいです、ロージーのようなお姉さまが欲しいです。
    ドリーのまっすぐさと努力家な姿に心打たれると同時にドリーだからこそマイヨールやロージー、フルーリーさんのように素晴らしい人に助けられるんだろうな。
    王子は本当に馬鹿王子だよ、この馬鹿王子。
    でもこれから成長していくんだろうな、それを期待します。
    個人的には最初の王子の所業がひどすぎてマイヨールとくっつくのかと思ってしまいました。

  •  結婚などしたくない王子に「1番みっともない」という当てこすりな理由で求婚されたのは、両親を亡くして財産を伯母に奪われ一人きりで家を守る貴族の娘。状況はあきらかにシンデレラストーリーなんだけど、王子様の求婚理由がやけっぱち。素直にお妃になれないので、武勲を立てに竜退治の旅に出る。

     王子もヒロインも支離滅裂過ぎる!

     不幸な身の上の少女がめげずに頑張る。そんな物語が好きなので、割と好みのはずなんだけどな……と導入をまとめてみると、思ったより不幸でもなかった。作品の雰囲気のせいなのか、そもそも不幸でもなんでもないのか、やっぱり支離滅裂過ぎて理解が追いつかないのか……。導入もわけ分からんのに(面白いけど)、終盤は魔王まで出てくるし、この作品はなんだろう。

     ???

     うーーん。

  • ちょーシリーズの、スピンオフ続編です!
    野梨原さんのファンタジー観が全開です!
    話はとってもシンプル、王道!先が読めるところもあるけれど、ところどころに期待を裏切ってくれるのはさすがです。
    ちょーシリーズを知っている人にはニヤリとさせられ、知らない人もなんだろう?って思いながら読めると思います!

  • ちょーシリーズの続編というかなんというか?な作品。
    今回は固定の主人公は無しで、それぞれの主人公たちにサリタとスマートが関わっていくらしい。
    主人公のドリーは、野梨原さんの主人公!て感じの主人公です。
    頑張る女の子大好き。

  • ちょーシリーズに番外編があるなんて知らなかったよ。

    宮城さんがと組んでるから買ってんだけど…続きがあるなら買おう!

    野梨原さんの主人公は強さがあって好きだ。
    ちょーシリーズもそうだったし、あきらめら!も逃げちまえ!もいいと思う。

    スマート出てきて嬉しかったのに、魔王まで出てきて最後はニヤニヤしてた(*´∀`)
    シリーズ知らなくてもおもしろいだろうけど、知ってるとさらに面白いよ。魔王のところが。

  • ちょーシリーズが好きなら読まなくっちゃ!

    というものの、ちょーシリーズは
    途中で断念しちゃったんだよな・・w
    子供達の名前が覚えられず・!

  • 野梨原先生のお話は登場人物みん ないい子で安心する。
    すごく前向 きで、優しくて、何度でも立ち上がれる よ、って泣きながらでも笑えるような。絵 本みたいに優しい雰囲気がありました。絵 本よりコミカルに。
    ランディの、初だけど 一途で一心で切実な恋心がぶれませんよう に。
    いや続きものだから波があるだろうけ れどw
    キャラクターがみんな芯がしっかり しているので泣いたり笑ったり、楽しく やって仲良くしてほしいです。

  • 野梨原花南さんの台詞回しがとても好き。
    描写も好きだー!
    ドリーかわいい。

  • ドリーが凄く可愛い!見ている此方まで応援したくなる。

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著者プロフィール

作家。富士見L文庫での作品に「マルタ・サギーは探偵ですか?」シリーズ、「妖怪と小説家」などがある。

「2017年 『鳩子さんとあやかし暮らし 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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