嘘つきは姫君のはじまり ふたりの東宮妃 平安ロマンティック・ミステリー (嘘つきは姫君のはじまりシリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2009年12月25日発売)
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感想 : 15件
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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086013666
感想・レビュー・書評
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雑誌掲載済みのシリーズ短編を収録。この短編が、かなり良かった。
作った職人が既に亡くなっていて、作り方のわからない菊餅というお菓子の作り方を残された僅かな記録と記憶から試行錯誤していくことになるが、色鮮やかで想像力を刺激する描写から、材料から推定してどう考えても私の好きじゃないタイプの味のはずなのに、実際に見てみたい!食べてみたい!という気になった。
謎解き部分も、ヒロイン宮子の食掌柄の知識や貧乏暮らしから解決策を見出だしているのがいい感じで、やっぱり本命ヒーローは次郎君なんだろうなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010/01/31:最強ライバル登場で前半はピリっとしてきましたが、後半は東宮と宮子の甘々っぷりに身もだえしまくりでした♥(*ノノ)
それにしても菊餅が本当に美味しそうで作り方を読んでいるだけで食べたくなりました(涎)