上海恋茶館 待ちぼうけのダージリン (上海恋茶館シリーズ) (コバルト文庫)
- 集英社 (2012年4月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086016346
作品紹介・あらすじ
二十世紀初頭、上海租界の英国人屋敷。両親が行方不明になって半年。十六歳のリリアは保護者のフェイに支えられながら、愛する紅茶を淹れる日々を過ごす。ある日、従兄弟のライオネルが、母国への帰国と結婚を迫ってきた。その目的は、ミルドレッド家の莫大な財産。その頃、家出同然に上海港に辿りついた日本人青年・楠木龍之介がいた。彼はリリアの恋人役を引き受けることになるが…。
感想・レビュー・書評
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専門用語とかあって読みずらさはあったけど、登場人物がステキ☆☆
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導入部、という感じ。
キャラもまだよくわかんないし、リリアと龍之介の恋模様もこれからですかね。
フェイ格好良いよ、フェイ素敵。 -
リリアってもっとお嬢様お嬢様した子かと思っていたら、意外とそうでなかったかも。
ライオネルは、最初は小物かと思わせといて、実は…、とくるかと思ったら最後まで小物で少しがっかり。 -
絵の為に買ったコバルト文庫。
コバルト文庫を読むのは初めてな気がする。
文章が読みにくい…。
文末がぶつ切りで…。
場面の転換も1行空いただけで、なんの説明もなくて、セリフとキャラの心情だけで進んでいくように感じた。
78ページの「リリアはルパートに背を向けた。」は、どう考えてもリリアじゃなくて、ライオネルのような気がする。
あと、155ページの「煙草も酒もはないものである。」も。
「煙草も、酒も、は、ないもの」…?
「はないもの」なんて単語はないと思う…。
内容としては、こういうドリームな小説をあまり読んだことなかったので、あんまりなじめなかった。
主人公のリリアはみんなに愛されるすごい貴重なお嬢様だし、相手の龍之介もトリリンガル…。
でも、実は…というぶっ飛んだ陰謀があったのは、一筋縄ではなくて意外性があってよかった。 -
紅茶が飲みたくなった
ミルクティー基本のイギリス人に何故ダージリンファーストフラッシュを出した!アッサム出してあげてください。 -
12年5月刊
租界時代の上海! -
読んでみると意外と面白かった。龍之介のキャラが意外と言えば意外。リリアの性格も意外。真っ直ぐで裏表のなさそうなフェイが眩しく見えたよ。次巻以降にも期待。