- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086016629
感想・レビュー・書評
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おおお、レビューしていなかったのに今気が付きました。
これまではリディアの妊娠が本当なのかどうか、曖昧だった部分もありますが、ついに確定しましたね。
そのせいで、リディアはかなり切ないことになっていますが。
それを押しての、最後にはそれがあるからこそリディアに一歩踏み込めたエドガーにようやくここまで来たんだなーと感慨深くなりました。
記憶を失ってももう一度プロポーズする。
それはひとつのお伽話だったけど、叶えられたことが一番のお伽のような気がします。
でも今回一番の驚きはパトリックですよ。
まさかそんな事情とは。
今までどうにも好きになれなかった彼ですが、事情が分かれば納得。
今回本当に良かったなーと思いました。アウローラもきっと喜んでいることでしょう。
アウローラの選んだ人がカールトン教授で本当に良かった。
にして表紙イラストのパトリックに驚き。
自分の中のイメージがまたしても大幅に違いました。どーしてこう外すんだろう、私…(^_^;)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ29作目
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愛って偉大だ!!
と、ベタな事を思ってしまった一冊(笑)。
記憶を失くしても、エドガーはちゃんとリディアを選んだ。
もうそれだけで喜び一杯♪
後は、二人の子供がプリンスではなく、青騎士伯爵の力を持って生まれてくる事を願うばかりなのだが……。
今回、その力でリディアを守ろうとした事を考えると、きっと祝福の子が生まれてくれると思うのだが、こういうのは一筋縄では行かないのがお約束なのでw
早く続きが読みたい。 -
お腹の子供への不安をつのらせていくリディア。だが、記憶を失ったエドガーに相談することもできない。
二人にとって待ち望んだ子供なのにその喜びを分かち合うことすらできない。
それどころか、他人との子供であるというふりすらせざるを得ない。
リディアにとって本当に切ない状況ばかりが続く。
エドガーのリディアへの愛情が試される。
それにしても、人間界と妖精界との関係とか、かなりややこしくなってきた。もちろん、お腹の子供は世界を救うのだろうけど、この先どうなるのか、まだまだ目が離せない。 -
そろそろクライマックスかな?
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陰謀とかそういうのとは縁遠そうな素直で実直を絵に描いたようなファーガスを見ていると安心する。
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記憶をなくしたエドガーに改めてプロポーズされたリディア。嬉しく思いながらも、お腹の子のことを知られないよう神経を尖らせていた。そんな時、プリンスの組織に捕われたフランシスから助けを求める手紙が来る。文中に暗号が隠されていることに気づいたエドガーは、ニコとレイヴンを調査に向かわせた。一方、パトリックの依頼を受けてアウローラの故郷に向かったカールトンが見たものは・・・。
エドガーに子どものことを知られて、傷つきながらも距離を置こうとするリディアが漏らした言葉に泣きそうになった。どれだけ好きでもそれを素直に伝えられない、誤解を受けているってどんなにつらいんだろうと。だから、エドガーが彼女のことを受け入れた瞬間は結婚が決まったときよりもじんとした。こういう夫婦でありたいと思う。かけがえのない相手だと、記憶を失っても覚えていられるような。エドガーの記憶が徐々に戻りつつあるのが心配だけど、子どもの存在がカギになるってフランシスも言ってるし、きっとハッピーエンドに向かってると信じます。続き気になるなあ。 -
記憶を失っても今回も安定のエドガー。ロタとかとの会話も。
今回は意外なつながりが明らかになりましたが、なぜか驚かず。
だんだん難しくて知識が追いつきません。