伯爵と妖精 祝福の子か夜の使者か (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 297
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086016629

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて、いろいろと辛く切ないところはあったけど、またリディアとエドガーが一緒になってくれてすごく嬉しい!
    二人の子供がどういった立場か、またその子の誕生がリディアに、世界に、どういった影響を及ぼすのか、まだまだ謎だけど、取りあえず二人がまた一緒になったのなら、思いが通じ合ったのなら、取りあえず、一安心してもいいのかな

    その一方で、パトリックさんがまさかのアウローラの弟とか・・・
    そしてリディアのお父さんまで参加、というか関わるようになったし(にしても最後の事故はひやひやした!)
    びっくり展開も続くなぁ

    しかも、謎はまたややこしくなるだけじゃなくて、増えてるし・・・
    エドガーの記憶が戻りつつあるというか、少しずつ、記憶の断片が見え始めてるのも不安要素の一つだよね
    最後の金髪で紫の瞳でセルキーの心臓を持つ男がまた謎すぎる・・・エドガーじゃないなら、誰?
    ユリシスの目の色って何色だっけ?
    早く次出ないかなぁ


    最終章突入してるから、どうしても重くて暗いところも多いけど、だからこそ、レイブンとケリーにニコの三角関係(?)、あとロタとポールのやりとりがちょいちょい笑えて好き ちょっと息抜きみたいにほのぼのするから
    あ、でも今回は夢と現の狭間でエドガーに甘えてたことを知った時のすごく可愛かったリディアに、というか二人のやり取りに一番ほのぼのしたかも

  • やっと最新刊まで読めた!
    前巻から続きが気になって一気読み。

    序盤のやばいくらいのロマンチック少女小説的世界から、ふたりのあいだの葛藤をまた丁寧におさらいして、再プロポーズにいろんな意味でうっかりまたぽろっと涙させられ、リディアのかわいさにきゅんとさせられ、
    この作者さんほんとに職人技なのにあざとさを感じさせなくてすごい…!
    とか邪念を抱いたあとにまさかの大惨事でした。やられた。

    あんまりああいうタイプの事件は起こさない作者さんだったので安心しきっていました。やっぱり職人技すぎる。

    そしてラストであれ……っていう。また次巻が気になる。
    ユリシス嫌いじゃないからどっち側でも復活してくれていいんだけど、こっち側かなー。
    やっぱり完結しちゃってから読み始めればよかったな、と後悔。

  • エドガーとリディアの関係性は進みますが、他の部分の進行がゆっくりでもやもやします。謎も不安要素も深まるばかり。。。パトリックのカミングアウトにはびっくりでした。

  • エドガーに似た男の子希望!
    でも子どもはいつ生まれるのでしょうか…。
    再プロポーズが成功しますが記憶をなくしたエドガーには最初に結婚してますって言っちゃってもよかったんじゃないかと思います。
    この物語で身内が亡くなることはないだろう!と思っていたものの…。最後の事故のところはドキドキしました。
    それにしてもアウローラはいい人を選んだね。

  • リディアのお腹の中に子供がいると知ったエドガー。
    記憶がないまま再びポロポーズしてくれたのはいいけれど赤ん坊の父親を明かすことができないので(本当はエドガーの子)リディアは素直に受けることができない。
    しかも未婚なのに妊娠したことになるわけで、リディアの外聞はエドガーの中では悪い。なんだかややこしいことになっています。
    パトリックが少しだけ好意的に思えてきました。

  • エドリディ最高だわ~。

  • 再プロ成功。

  • 伯爵と妖精最新刊!!
    読みたいですね~~~~~~~~
    もう楽しみ。

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著者プロフィール

三重県出身。『パラダイスルネッサンス楽園再生』で一九九七年度ロマン大賞佳作に入選しデビュー。「伯爵と妖精」シリーズ、ベストセラーとなった「思い出のとき修理します」シリーズ、「異人館画廊」シリーズ、『がらくた屋と月の夜話』『まよなかの青空』『あかずの扉の鍵貸します』『ふれあいサンドイッチ』など著書多数。

「2023年 『神さまのいうとおり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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