さようならアルルカン (集英社文庫―コバルトシリーズ 52B)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086103206

感想・レビュー・書評

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  • 表題作含む短編4編。小学生だった頃は表題作のおもしろさが際立っていたけど、今読むと他の3編のほうが味わい深い。危うくて、打算的で、未熟で、繊細な少女の心の揺れがみごとに描かれてます。

  • とても昔で忘れてしまいましたが、とても切ないお話でした。
    機会があればまた読みたい作品

  • 何度読んでも打ちのめされる。特に表題作「さようならアルルカン」と「妹」は私にとって痛いほどの真実。そして自分の幼児性と立ち向かわざるを得なくなる「アリスに接吻を」と「誘惑は赤いバラ」も珠玉。主人公を"あなた"とする文章を初めて読んだ。

  • 君は虞美人草だね、という青年の言葉が今も印象深い。

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著者プロフィール

氷室冴子(ひむろ・さえこ)
1957年、北海道岩見沢市生まれ。 1977年、「さようならアルルカン」で第10回小説ジュニア青春小説新人賞佳作を受賞し、デビュー。集英社コバルト文庫で人気を博した『クララ白書』『ざ・ちぇんじ!』『なんて素敵にジャパネスク』『銀の海 金の大地』シリーズや、『レディ・アンをさがして』『いもうと物語』、1993年にスタジオジブリによってアニメ化された『海がきこえる』など多数の小説作品がある。ほか、エッセイに『冴子の東京物語』『冴子の母娘草』『ホンの幸せ』など。 2008年、逝去。

「2021年 『新版 いっぱしの女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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