- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784086103428
感想・レビュー・書評
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小学五年くらいではじめて読んでから、中高生のころ何度も読んできたクララ白書。
途中で谷川史子さん表紙のバージョンも出たけど、私にとってはクララは、この原田おさむさんバージョンだ。
今回、10年ぶりくらいに読んだ。
全四冊のうち、この一冊目が一番好きだ。
懐かしい。そしてこの自由でスピーディーな、しのぶの語り口。あーこれこれこれ!これ!と震えてしまう。
今見ると中3女子を本気で好きな光太郎(男子大学生)ってちょっとアレだよな、と思った。
三巻さん、有能すぎるし、虹子さん白路さん高木さんトリオが今も大好きです。
昔の女子中学生は賢いなあ。
それにしても文字が多い。字が細かい。
最近、近刊ラノベをちらりと読む機会があったのだけど、一冊の厚さはそのラノベと同じくらいなのに、クララの文字数はラノベの5倍だと思った(笑)。
学園祭のみずうみのセリフ、原典といろいろ違うなあと思ったけど、これは演劇用に書き直されてるからなのね。
あとがきの作者の少女漫画愛がアツい。
昔はここに出るお名前はほとんど分からなかったけど、(作中に出てくる、青池保子と大和和紀は当時もわかった)
今は丘けい子さんや花郁悠紀子さん(波津彬子さんのお姉さん。石川の開発姉妹)もわかるようになって嬉しい。という個人的な感想です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お嬢様学校ものの少女小説。
マリみて数十冊ぶんよりもクララ、アグネス四冊の方が濃く、記憶に残るような気がします。 -
オレンジを食べる黒い犬、鉈ふりのマッキー、男道、奇跡の高城さん、つばき姫…等々強烈な印象で。
北海道の寄宿舎…それだけで素敵な雰囲気ですが、それを裏切る面白さ。 -
その昔、お隣の席の子に薦められて読んだ本、なつかしっす。今でも読める!映画もあったなぁ、今更だけど見てみたいところです。
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氷室冴子さんの本で初めて読んだ本。女子校中等科を舞台に、女子校ならではのもめ事あり?でも恋愛話もほのぼのしていて、小学生高学年で読めそうかな? 安心恋愛小説。このほのぼの感がいい。
1・2巻あり。 -
女の子たちがいい感じにドタバタするわけだけど、なんとものどかに平和でというか、絶妙に怖いところを端折っている。カミソリ入の手紙を受け取ったりしてるのに、さらっと流して乗り越える、このしーのちゃんのタフさというか、前向きさにココロを打たれる。
上級生はスパスパタバコ吸ってたり、時代を感じるよなぁ。寮の部屋で吸っててシスターにバレないってどんだけー、だけど、まぁ色んな不可解さも引っくるめて、勢いがある。
女の子はこれくらい平和なんがええやね。 -
2020
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所在:実家