愛よいま、風にかえれ(前) まんが家マリナ黒鈴事件 (まんが家マリナシリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086111201

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の一樹とシャルルにガシっと心奪われて
    はぁぁぁ、そっちの話が見たいっ!と
    カークはもはや目前っと楽しみにしつつも
    儚げで物憂げな三白眼の天才美少年
    シャルルに心奪われつつ。。。

    今回も恋に陰謀に禍々しく♡
    昔も「愛よいま」はすごく苦しかったけど
    大人になると余計に重く深く…潰れてしまいそう。

    テーマは愛と死と。
    とても身近なもので苦しみと悲しみの根源。
    かけがえのない存在と死によって切り離される
    底なし沼のような悲しみの深淵。

    にじり寄る陰謀の足音!で、後半へ!ふぅ。
    そしてすっかり覚えてなかったけど、高校生ながら
    薫の日本酒器コレクション!
    飲むたびに出入りする空気によって美しく鳴く
    ウグイス杯!!ほしい!!絶対ほしい!!!

  • 軽井沢が舞台のヴァイオリンコンテスト。
    最終選考に残った、響谷薫含む4人の若手ヴァイオリニストが一つの課題曲に挑む中で周りで様々な事件が起こっていく。

    前に二度読んでいるので犯人は分かっているがハラハラの連続でおもしろい。

    そして薫が可哀想で可哀想で…
    主人公マリナが薫に久々に会ったシーン、
    「少し痩せたね、ほんの少しだけど…」に今まで彼女に起こった出来事が詰まっていて悲しみが込み上がってくる…
    主人公が語り手で本人の感情ももちろん深く描いてあるのだが、それだけでなく登場人物の情熱、敬愛、畏怖、哀傷…

    この巻から前編後編に分かれるようになるのでより一層物語にどっぷりと浸かれます。
    とにかく、薫を頼んだぞマリナ!

  • 親友の響谷薫と再会するもまたもや事件に巻き込まれるマリナ。精神的、肉体的にも追い詰められる薫。果たして無事コンクールを迎える事ができるのか!?極限状態のまま次巻へつづく…

  • <div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4086111209/mikeneko07-22" target="_blank">愛よいま、風にかえれ―まんが家マリナ黒鈴事件〈前編〉</a></div><div class="booklog-pub">藤本 ひとみ / 集英社(1988/01)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/0.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4086111209/mikeneko07-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/maoribook/asin/4086111209" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>

  • この辺からもう上下巻があたりまえに・・・。

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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